コトマ事例:コトマーケティング的 中途・新卒採用について

こんにちは。
コトマーケティング協会 マスターコンサルタント
「共有」と「共感」で幸せの渦に巻き込みます!みきちゃんこと宮脇美樹です。

年齢を重ねてくると、ちゃんづけで呼ばれることが減ってきますが、
なぜか私は、まわりの方からからずっと「みきちゃん」なのです。
親しみやすく思われるのか、呼びやすくて覚えやすいのかもしれませんね。
いつまでもちゃんづけなんて、有難く感じる年齢になりました!

さて、コトマーケティング協会のマスターコンサルタントをさせてもらっている私ですが、
実は(知ってる?)建設会社の専務という肩書も持っています。今日は、そちらの話を。

先日、とある人材派遣会社からこんなメールが届いたのです。
少し抜粋します。
________________________________
事業成長の最重要課題は、「若手人材の安定確保」です!
建設業界は求人倍率が約10倍(求人10人に対して応募者1名)と
人手を確保するのが非常に困難な状況です。
さらに、建設作業員の約330万人の内、55才以上が約3分の1と
高齢化が進んでおり、今後10年間で退職者が急増します。
その一方で、30才未満は約1割であり、若者の建設離れが進み、
日本人だけで若手作業員を確保することは、年々難しくなっています。
(メールより、一部抜粋)
________________________________

本当に、建設業では若手人材不足が業界の問題になっています。
採用が本当に難しい時代です・・

その中で、弊社は有り難いことに、中途採用や新卒採用の面接希望もあり
次年度は高卒・大卒合わせて4名の採用が決まっています。
よく周りの経営者の方から「どうやって採用活動をしてるの?」と聞かれます。

弊社も5年前は不人気の建設業で、全く応募もなく困り果てていました。
ところが4年前に、ホームページを見て
中途面接希望のお問い合わせがくるようになりました。
前代未聞の出来事に、正直驚きました・・。
(当時は、ホームページに採用ページはなかったのですが、
お問い合わせが続いたので、昨年、採用ページを作ったんですよ!)

その中でも、最も驚いたのが
大卒の新卒女子からの面接希望のお問い合わせでした。
しかも、現場女子の希望が多くて、驚きました。
まさか、女子が現場仕事をしたいなんて・・
3Kの「きつい・汚い・危険」と言われる現場に女子が希望するなんて!
それを期に、3年前から、女子の新卒採用も行うようになりました。

今や 現場女子も活躍しています。
弊社でも、まさか!女子が現場希望なんて!と驚きながらの採用でした。

何故?採用ができたのか・・
実は・・・
コトマーケティングを実践してきて採用できるようになりました。


コトマーケティング的 中途・新卒採用について


弊社より給与や待遇がいい会社は山ほどあるのに
何故、弊社を選んでくれたのだろうと思い面接時に質問してみました。

答えは
親兄弟の言葉が響きました。
そんな気持ちで仕事がしたいです。
社内の雰囲気が仲良さそうでいいな~と思いました。

アットホームな感じが伝わってきてホームページの「親兄弟」がいいな~と
思ったからです。社内が仲良さそうと伝わってきました。
お客様に対しても身内として寄り添う姿勢が共感しました。
事務などじっと仕事をしているより、体を動かしている仕事がしたいです。

(平成30年4月入社式)
(現場女子の写真)


「親兄弟の建物と思い塗らせて頂きます」

これは、弊社のキャッチコピーです。
この「親兄弟」は弊社の会長から社長に引き継がれている想いで、今や行動指針に
なり、理念に向けての方向性であり、仕事・お客様に対する姿勢をお伝えしています。
お客様を、常に身内と思い寄り添い考えて行動することを常に考えています。
スタッフに対しても、身内であり家族として考えています。

採用ができるようになって気が付いたのは、
給与や待遇でなくて、志や思いに共感してくれる人がいて
私たちのお客様・仕事に対する姿勢を見て、一緒にお仕事したいと思ってくれたんだと。
嬉しいことで、胸がいっぱいになりました。

この「親兄弟」とういうお客様に対して親身に寄り添う仕事をしていきたい。
お客様の笑顔をお届けしていきたい。
社内でも家族のように支えあう社風という価値観が伝わった人が
面接に応募してくれています。

コトマーケティングを実践し、販促と思い実践していましたが、
「親兄弟」は社外・社内に何を大切に仕事をしているのか?
明確に伝わることで、思わぬことでしたが
採用にまで活用できたのではないかと思っています。

常に考えていること、大切にしているコトがきちんと伝わること
この価値観が伝わったから、中途・新卒採用に繋がっているように感じています。

・誰に、どんなコトができるのか
・それが、どうしてできるのか

この2つの大切なことを通して、たくさんの実践を繰り返してきました。

「親兄弟の建物と思い塗らせて頂きます」に
共感してくれる人と一緒に、仕事ができるようになりました。
実践するだけではなく、その実践したことを仲間と共有していきました。
思いをコトバにして実践し、共有し、思いに向かって共に進んできました。

あくまでもこれは私の実経験から感じたことですが・・
若手人材不足の中で、「待遇」など、「福利厚生」「給与」などのモノを伝えていても
なかなかその会社の価値が伝わらずに、就活生から見れば同じように
見てしまうのかも知れません。

同じように見えるなら必然的に会社の規模などの安定性や「給与」が高く
「待遇」が充実している会社に目が向くのではないでしょうか。
なぜなら、給与や待遇でしか選ぶ理由がないように見えてしまい
会社の価値が伝わってないのかもしれません。

だからこそ、人材不足の時代に、御社の価値を伝えていくためには
「モノ」から「コト」へ価値の伝え方を変えてくことが大切だと感じています。

自社の独自の価値を伝えて、就活生に選ばれるひとつの方法が
「コトマーケティング」です。

コトマーケティングに興味はあるけど・・と考えている経営者の方!
自社で活用してみたいと思う経営者の方!
体験してみてください。
共に喜び栄えましょう♪

【アドバイザー講座】
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コトマーケティング的視点:商売繁盛に直結する10の理由♪

「あなたコトバと行動が合ってないわね」とガールフレンドが言うので理由を聞くと、
「鍋のとき野菜が美味しい野菜が美味しいって言いながら、食べてるのはお肉と牡蠣ばかり」
なのだと…シャレですよねシャレ(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタント、やっているコトがチグハグらしい よねやひとし です!!

ボクはときどき、大阪や博多などいろいろな場所でマーケティングの講演をさせていただいています。そしてそれらの会場に入ったとき、場の雰囲気や空気感で、ときどき「おぉ…」って思うコトがあります。
それは東北でやるときとの、決定的で圧倒的な違い。

前の席から座っている!!

 

えぇ~っ、東北地方は違うの????
…って思いますよね、違うんです!もう少し正確に言うと違う場合が多い。

ほとんどの場合、後ろ側あるいは両端の席から座り始め、前のセンター付近が空いています。
会場誘導係の人が「前の方から詰めておかけください」とアナウンスしても、なかなか…。
それが東北人の気質なんでしょうね。

関西や九州の方々は、どうせなら一番良いところで聴こうって感じ。
東北の人は、目立ちたくない…途中で抜けられるようにと後ろからって感じ。

話を聴きながらのリアクションも全然違います。

ツマラナイ話ばかりだと眠くなるし、アタマにも入らないでしょうから、ときどきアホな話や事例も織り交ぜて面白おかしく話をしているつもりなのですが、そんなとき南の方々は手を叩きのけぞって笑ってくれたりもしてくれます。
一方、北の方々はクスッとも笑いません…。
腕組みをし、眉間にシワを寄せたしかめっ面で目をギュッと閉じていたり壁の方を向いていたりします。

「つまらないんだ…話が伝わっていないんだ…早く帰りたいんだ…」

一所懸命に話しているけどダメだったかぁ…。
でも講演後のアンケートを見ると…

「目からウロコが落ちました!」
「明日からスグやってみます」
「2時間あっと言う間でした!」


えぇ~っ、そーだったのぉ?
じゃあもっと反応してよぉぉぉぉおおおお!!!!

思いと行動が“チグハグ”…って感じですよね。
ボクの靴下もですが(笑)

でも仕方ありません、だって東北人の気質だから…

初対面の人や、他所から来た人にも、笑顔で愛想よく受け答えしたり、フレンドリーに対応したりなんかしません。
突然営業マンがやって来たりすると「売られてたまるか」「騙されないぞ」「絶対買わないからな」と警戒し、どうやって追い返そうかとそればかりで話すら聞いてもらえません。
※これはあくまでも個人の感想であり、気質には個人差があります…(笑)

悪意があるのでも、意地悪なわけでもないんです。
ただ感情や情熱を伝えたり、表現したりすることが下手なだけ。
ちょっとだけ警戒心が強いだけ。

だからもし、東北人に商品やサービスを伝えよう・売ろうとしたらなかなか大変なんです…
ましてですよ!!
自己表現や感情表現が下手な東北人が、同じ東北人に対してモノを売ろうとしても、そりゃあなかなか売れるものではありません…

これって、東北人だけの話ではありませんよね。
世の人たちは誰もが売り込まれたくないし、警戒心だって持っています。
その上、情報量がとても多く選ばれにくい時代
余計なものは買いたくないし、選択において慎重になるのは当然ですもんね。

じゃあ一体どうすれば売れるのか???

こんな時代にこそ超有効で最大効果を発揮するのが
【コトマーケティング的視点で伝える】ってコト!

コチラの状況も要望も全く聞かず、自社の都合で勝手に売り込んでくる営業手法は、もう通用しません。だってみんな既にモノは持っているし、必要なものはネットで何でもスグ安価に手に入るから。

相手の話をじっくり聞き、どんな問題にどう対処してきたのか。
その結果、どうだったのか。
目ざす結果と誤差があるなら、そのギャップをどう埋めていくのか。
競合他社を見るのではなく、お客さまを見て、独自の価値を高め伝えていく。

そんな【コトマーケティング】こそが、売込みや価格競争ばかりにあふれている今の時代に合った、そして真面目で懸命に行動する世の人々をしあわせにする商売繁盛の法則だと確信しています。

「伝えたその日からスゴク反応が良くなった!」
「業績がV字回復した!」
「もう歳だから閉店しようと思っていたが、あと10年はガンバル!」

そんな喜びの声や実績にあふれています♪

なぜそうなるのか?
どうして効果的なのか?
その要点を少し整理してみますね!


(コトマーケティングが現代社会に効果的な10の理由)

1. 営業トークや話すスキルなど売込みが一切不要
2. 手に入る良いコトを最初に伝えるので興味を惹きやすい
3. 視点を変えるだけなので誰でもカンタンに出来る
4. どんな業種業界でも成果が素早く上がる
5. 人を思いやる優しさ・温かさが伝わる
6. 新しい設備もお店も人も不要、リスクがなくスグに取り組める
7. 自社の新しい魅力を発見し伝えられる
8. スタッフと一緒に取り組めるので人財育成にもなる
9. 新しい事業の柱になる
10. 多くの人をしあわせに出来る


最初に「売込みが一切不要」と書いておきながら、
だいぶ売り込み臭くなっていますか?…(^-^;

次回以降、「10の理由」について、実例も交えながらご紹介していきますね♪
どんな業種業界に効果的なのか、それは何故なのか、についてもお伝えしたいと思います。

まずは本当かどうか、ぜひ一度やってみてください。
この限りない可能性が理解できるはずです。

頭ごなしに否定し、できない理由を並べても何も始まりません。

まず行動して、ダメだと思ったら変えればイイだけです。
自分のためにも、自社のスグ先の未来のためにも、コトマーケティングを今スグに体感してみてくださいね!

もちろんボクも全面的に応援します♪
何なりと聞いてくださいね~!
各種講座の内容は、コチラ
⇒ http://shareco.xsrv.jp/course/

たくさんの人たちを、世の中の人々を、笑顔だらけしていきましょう!
人をしあわせにするコトに遠慮なんか要りませんからね♪

売れるPOP: 気づいていないコトに、気づいてもらう♪

「人の顔って何のためについているか知ってる?他の人の見せるためよ。自分が見るためじゃないの。それなのに何なの、あなたのその取っ散らかった顔は!」まるで綾小路きみまろ風な家人の辛辣なメッセージ…
えっ!ボク取っ散らかってるの?今まで気づいていませんでした…
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタント、取っ散らかった顔の米谷仁です(爆)

週末に友だちと飲む約束をしたので地下鉄で。
最寄り駅から歩いて店に向かっている途中で、こんな看板を見かけました。

クラシックギター
体験レッスン無料
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イラスト入れたり、ほの暗い昭和チックの電照看板にしたり、全面アルミ戸のレトロ感を演出したりと、どことなく“歌声喫茶”をイメージさせるような雰囲気。
これが演出なのか、そうなってしまっているだけなのか、通行人であるボクには不明ですが…演出であると願いたい(笑)

ところでこの看板、何のために道路に面したところに出しているのでしょう?

そうです道行く人に「ギター教室がココにあるから習いに来てね」というメッセージを伝えたいから、ですよね。

この看板だと…①ギター教室がここにある、コトは伝わっている
しかし残念ですが…②習いに来てね、は全く伝わっていない

正確に言うと、習いに来てねというメッセージは伝わっても「自分には全く関係ない」…そんな人がほとんどだというコト。

ですよね!

 

ギター教室を探している人なら「おぉ、こんなところにあったのか!」と思うでしょう。
でも世の中にギター教室を探している人って、どれぐらいいるでしょうか?
ましてココは東北。仙台の、しかも繁華街ではなく住宅街を通る道。
クルマの交通量も少なければ前を歩く人数もほとんどありません。

どちらかというと、近隣に住む人向け…かも。

それなのに、これしか書いていないとしたら…反応のしようがないわけです。

残念★(ギターだけに…古ッ)

もしボクがこの看板を作るとしたら、当然、コトマーケティング的な視点で考えて、例えばこんな風にしてみます!!
もちろん依頼など全くされていませんので余計なお世話ですが…(笑)


(キャッチコピー)
焚火の前でサッとギターを取り出し、さりげなく奏で
周りの人を「アッ★」驚かせたい…そんなあなたに最適!!

(リードコピー)
人知れず、ヒミツのうちにギターが上手くなる
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(説明文)
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ね、印象が全然違うでしょ♪

ギター教室を探している人って、きっとそんなにいません。
でも「ギターを格好良く弾いてみたい!」「山や川でアコギを奏でたい!」「友だちや家族でライブなんて最高!」って、心のどこかでそう思っている人は、意外に多いはず。

思っていないか…(笑)

そう、思っちゃあいない!
でもそう言われたら、自分のキモチの奥底にあった“コト”に気づいてしまうんです。

●昔、平凡明星の歌本でフォークギター掻き鳴らしたっけな…
●人前でさりげなく、サッとギターが弾けたら格好良いな…
●アコギなら、自宅や車の中でも練習できそうだな…
●そういえば両手を使っているとボケないって言うし!
●チャレンジするキモチは若さを保つ秘訣、なんていわれるし!
●自分のために時間を作るなんて、しばらくやってなかったよな!!
●毎日一所懸命に働いているんだから、ギターぐらいやっても良いかもな!!

ホラ、だんだんその気になってくる(笑)

ターゲットは、誰か
その人はどんなコトに興味があるのか

 

見る人のキモチに寄り添って、気づいていないコトを気づいてもらう。
新たな消費が生まれたり、考えてもいなかった行動に繋がったり。

その人が潜在的に持っている意識にアプローチし、やってみたかったコトに気づいてもらい、しあわせになるコト・嬉しいコト・楽しいコトを提供し、結果として人を喜ばせることができるようになるわけです。

さて、あなたの商品やサービスで、誰を、どんな風に喜ばせられるでしょうか?
お伝えしたいその人が気づいていないコトは、何でしょうか?

そんなコトを考えながら、ぜひチャレンジしてみてください!!

売れる手描き看板:新規集客に効果あるんですよ!

いよいよ10月もスタート♪
一般的には10月から12月までは売上が上がりやすい時期と言われていますね。
美容室はその代表的な業種ではないでしょうか。
美容室さんからのコトマーケティング講座が増えてきているのですが
受講後に実践してみて

「創業30年ですが、初めてのことが起きました!!
手書き看板を見て、新規のお客さまが週に2人も来店されました!!」

嬉しいご報告に、ニンマリしてしまう
コトマーケティング協会 マスターコンサルタント
「共感」と「共有」で幸せの渦に巻きこむ渦巻子(幸せ渦巻き発生女子)
みきちゃんこと宮脇美樹です。

美容室の依頼が増えてきてオーナー様にお話を伺うと
美容室の数は、毎年増えて続けていているそうです。
美容師は独立志向が強いので増加傾向にあるんですね。

そこで調べてみると
現在の美容室の数は243,360件もあり、なんとコンビニ(55,000件)の約5倍!
(総務省統計局のデータより)
多いとは思っていましたがコンビニより多いとは衝撃!!

思い返してみると、確かに道を歩いているとあちこちにあるな~と。

しかも、美容室をオープンしてから経営を3年以上維持できる確率は10%ほど。
実際に、3年もたない美容室は集客が上手くいかず、
集客の悩みを解決しようとして値下げ競争に巻き込まれてしまった結果閉店・・。

調べてみた私が、ひええ~・・と引いてしまう・・。
そんな中でも、私が声を大にしてお伝えしたいのがコチラ!

新規顧客来店!手書き看板は効果あるんですよ!

この美容室は大阪の高槻市・茨木市で4店舗経営されていますが
全店舗の玄関には手書き看板を設置されていて
ただなんとなく置いておくのが当たり前で、
折角置いてあるので、毎月1回は書き直していたそうです。

毎月書き直し、手間もかけているのにも関わらず
看板からの集客なんてありえない!とも思われていたそう・・・
もったいない!!ですよね~。

ところが・・
下記の看板を設置しただけで
新規顧客が一週間で2名来店されました。

看板には


“知ってますか?

髪と頭皮に負担をかけない92%
天然由来の安心安全なオーガニックカラーがあることを!

明るくおしゃれに染めれる白髪染めがあることを!!”


 

看板の上のピンクのPOPは


“気になる方は看板を見たといって2階の美容室へお声掛けください!”


来店されたお客様は40代の女性が2名。
「あの・・
下の看板を見たんですけど・・」
と言って来店されたそうです。

そこで、担当された店長がお客様に質問してみました。
「今回 入店の決め手となったのはなんですか?」

お答えは・・
・看板をみて、白髪染めで髪・頭皮に優しいものがあるならと気になった。
・美容室はあること知っていたけれど、若い子のサロンと思っていた。
・2階にあるので入りにくかった。

お客様の答えを聞いて、店長さんは 唖然!!呆然・・!!

えっ?!マジか~っ・・

髪にも頭皮にも優しいいい商品を取り扱っているこだわりすら伝わっていなかった!!
2階にあるのが、ただ入りにくいだけ???
若い子のサロンと思われてた???
看板があるだけで、入りやすくなる?!

そうなんですよ!

商品の名前を書いていてもお客様は何がいいのかさっぱりわからない。
伝わっていると売り手側は勝手に思い込んでしまう。

2階なので入りにくいかも?と思い、
サロンの写真なども飾ってたらしいのですが
かっこいいサロンの写真からは若い人向けと思われていた。
こちらが思っていたようには、伝わっていなかったんです。

でも、、、、
きちんと伝わると来店動機になります!!

それが証明されて、それなら・・と、下記の看板も書いてみたら

この看板にして一週間で新規顧客2名が来店されました。
伝え方をキチンと学べば、シッカリと伝わることが分かり、もうルンルンです♪

手書き看板コストは0円!!

美容室では新規顧客獲得するために
美容室検索ポータルサイトを活用されていることがほとんどです。
けして安いものではないと仰られてました。

しかし美容室検索ポータルサイトでは
初回サービス価格などの割引が通常行われているので
定価での施術はないらしいのです。

看板を見て来店された方にも、初回割引についてご説明はしたそうですが
割引があるとかないとかではなく
説明をきいて、本当に自分に合うものを選ばれたそうです♪

検索ポータルサイトからお越しいただくお客様とはまた違った反応にもビックリ!
なにより、価格ではないところで選んでいただいて、やっぱり嬉しいですよね~!

たかが看板!されど看板!!
手描き看板はきちんとルールを学んで描けば、かなりの効果が見込めます!
例えば
「情報を教えてあげる看板」
「ターゲットを使ったキャッチコピー」にすることで
お問い合わせや来店率が上がります。

お店の看板が「キャンペーンの案内や価格訴求の看板」になっている人は、試してみてくださいね!

こんな看板がかけるようになりたい~!!
自社でも活用してみたい!!と思われる企業様は
すぐに活用できるマーケティングの資格があります!

みんなで学んで、自分達の価値を伝えましょう!
【コラム】マーケティングの資格でスグに活用できるものが欲しい

コトマーケティング的視点: 喜ばれるその先に、商売繁盛がある♪

暑い暑いと言っていたのに、毛布にくるまり肌寒くて目覚めるきょうこの頃です!
ホワイトシチューのCMを目にすると人恋しくなり、スッゴク食べたくなりますが、完全に鴨られてますね(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”(…ってこの時期は日に近づきたくありませんが…)コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

小学生の頃、毎日一緒に遊びまくっていた親友・田中博
勉強はしなかったけど、野球をしたり、山や川に探検に行ったり、女子にいたずらしたりと、もう何をするにもどこに行くにも一緒。とにかく一緒にいるだけで楽しかった!

さらに彼の家に遊びに行くと、もうひとつ特典がありました!

お姉ちゃんが、本当に驚くような美人!!
学校中の人気者で知らない人はいないほど。中学2年生でダントツの“ミス西多賀中学校”って感じ♪
眼はクリクリッ、顔が小さくてシュッ、鼻がツンッ、唇がポチャッ、まるで少女漫画から飛び出してきたようなキラキラした笑顔で「こんにちは米谷クン」って言われたれた日にはあなた、純真なボクはトマトのように真っ赤っかになったものでした。

とはいえ、ボクは単なる弟の友だち。
中2女子は小5男子に興味などあるわけもなく、コタツに入って一緒にテレビを見ていても、中で足がぶつかろうともボクのことなど眼中にナシ…。
絶世の美人・よっちゃん(お姉ちゃんのコト)と一緒にコタツに入れるような至近距離にいられるだけで羨ましがられ、その意味では人よりアタマひとつ抜け出してはいたのですが、それだけに歯がゆい…どうすれば、もっと仲良くなれるのか?

そこで考えたのが、よっちゃんが大好きなものをプレゼントする作戦。
飛び上がって喜ぶようなモノを上げたら、きっとクを少し違った存在として見てくれるに違いない!そう思ったんです。

そのためにはまず、よっちゃんは何に興味があるのかを知る必要があります。
でもそれは意外にカンタン。何しろ田中博とは毎日一緒に遊んでいましたから!!ヤツに、コトをアレコレ聞きまくりました。

趣味はナニ?
好きな食べ物は?
ハマっている遊びは?
芸能人は誰のファン?
どんな歌が好き?
よく観ているドラマは?

そして判明したのは…萩原健一・命!!ってぐらい大好きだというコト!!

萩原健一…元ザ・テンプターズのリードボーカル。「ショーケン」と呼ばれ、その後は役者としても大人気。ボクだって当時「前略おふくろ様」というドラマを夢中になって観ていました。なつかしい!(知らないですよね…^^;)

ブロマイド(昭和だ…)をプレゼントしても芸がない。
「平凡」「明星」(芸能関係の月刊誌…なつかしすぎ!)の切り抜きなんて持っているはず。
レコード(当時はLP版・EP版がありました!)を買えるほどお金もない。
そんな中で、今のボクにできるコトは何か?

そして閃いたのが…似顔絵!!

絵を描くのが得意なわけではありませんが、嫌いじゃない。
上手ではなかったけど、マンガの模写をよくしてました。
とりあえず写真を見て描けるし、似てなければ似るまで何度も描き直せばイイだけのコト。

そして何より良いと思ったのは、世界にたったひとつだけってコト!!!!
完全オリジナル!
もし似せて描くことが出来たら、これは絶対に喜んでもらえるに違いないと確信し、意気揚々と描き始めました。

準備したのはセルロイドの下敷き!(もう死語でしょうか…^^;)
まず紙に下書きし、描いては消し、消しては描いて何度も何度も修正し。やっと似てきたので、それを下においてセルロイドの下敷きにアクリル絵の具で描いていきました。意外に似てきて、自分でもビックリ♪周辺が殺風景だったので、「SHOKEN♥LOVE」という文字をレタリングして入れて完成!!
ドキドキしながら少しラッピングして、よっちゃんにプレゼントした結果…

抱きつかれ、超喜んでもらいました!!

さすがにチューまではありませんでしたが(笑)、それ以来、家に遊びに行ってもジュースやお菓子を特別に出してくれるようになったし、それまでにはなかったほどメッチャ仲良くなって、さらには随分大人になってから会ったときも、このコトをよ~く憶えておいてくれてました◎

大成功!!

上手くいった要因を、コトマーケティング的視点で分析してみます!

1:ターゲットをたった一人の人に絞った
2:どうすればその人が喜んでくれるかを本気で考えた
3:その人がどんなコトに興味があるのかを探った
4:いま自分が出来るコトは何かを必死で考えた
5:この世にひとつだけのオリジナリティを模索した
6:それを楽しみながら全力で行動した

本当に上手にやったなぁと、今さらながらに感心します!!自画自賛!(笑)

もう40年以上も前のコトなので、もちろんコトマーケティング的視点で…なんて考えているはずもありませんが、考えてみたらボクの【最初のコトマーケティング成功事例】と言えるかもしれません!!

どうすればお近づきになれるか、仲良くなれるか、気に入ってもらえるか、好きになってもらえるか。
お客さまは恋人と同じです!
一所懸命にその人のコトを考えて行動したら、きっと喜んでもらえます。
喜んでもらえた先にこそ、商売繁盛はあるのですもんね!!

あなたのビジネス・商品・サービスで、遠慮なく人を喜ばせてあげてください!

売れるチラシ:知らないコトを教えてあげる

こんにちは!コトマーケティング協会マスターコンサルタントの橋本です。

先日、5年ぶりに中国に出張してきました。仕事の後、夕食を食べに連れて行ってもらったのですが、食べきれないくらいのボリュームが食卓に並びました。案の定、食べきれなくて余らせてしまったのですが、中国では全部食べ切るのは逆に失礼に当たるようで、余らせるのが文化なのだそうです。

日本で言えば、『もったいない』の一言ですが、所変われば常識は180度変わってきます。

日本の『もったいない』文化は世界でも誇れるものですが、当社でも定期的に社内オークションを企画しています。

不要になったものを集めて、大切に扱ってくれる人に回そう!という取り組みをしているのですが、毎回ゲーム性を持たせて、かなり盛り上がっています。

この『もったいない』精神をビジネスにしたのが、リサイクルビジネスですね。

店舗展開はもちろん、YahooオークションやメルカリなどのWEBサービスも進化しており、リサイクル業界も競争が激しくなっているようです。

そんな中、リサイクルショップオープンのチラシを発見しました。

しかし、リサイクルショップを利用したことがある人にとってはイメージ出来ても、利用したことがない人にとってはなかなか伝わりにくい。

調べてみると、リサイクルショップを利用したことがある人は22.8%だということです。
そして62.1%の人はリサイクルショップを利用したことがない、あるいは利用するメリットを知らないということになります。

※出展:環境庁 リユース業者の環境意識高度化事業 消費者へのアンケート調査結果より

そこでまだリサイクルショップを利用したことがない方に向けて、リサイクルショップの魅力を考えてみました。

リサイクルショップを利用する理由のベスト3はこうなっています。
1.お金が得られる
2.手続きや準備が楽
3.自分が使わなくなったものを使ってもらえて嬉しい

リサイクルショップを利用したことがない人に、利用するコトで得られる気持ちを伝えるチラシをコトマーケティング的手法『お客様の声をそのまま使う』を活用して考えてみました。


キャッチコピー
『もったいない』で心もお財布もホクホクに!

『長年愛用した思い入れのある品物を使ってもらえて嬉しい!
おまけにちょっと贅沢なランチも楽しめちゃう!!』
そんなお声をお客様から毎日いただいています。
リサイクルショップは、そんな物語が生まれる素敵な場所です。
『お客様の思い出のある商品に新しい命を吹き込む』
そんな思いで商品を買い取らせていただいています。
まずはご相談から。
お気軽にご来店下さい。


いかがですか?

リサイクルショップに縁が無かった方にとって、一度行ってみたいという気持ちが湧いてくるのではないでしょうか?

このように商品やサービスを紹介するのではなく、利用する『人の気持ちを伝える』ことで、初めての方にも魅力が伝わりやすくなります。

あなたのチラシでも、コトマーケティング的手法である『お客様の声をそのまま使う』を活用して考えてみて下さい。

きっと価値の伝わり方が変わると思います。

 

売れるDM: ターゲットを絞り、寄り添い、呼びかける♪

この時期は一年のうちで一番暑い…。いくらみちのくとはいえ、連日32℃~37℃、人の体温並みの暑さが続いています★
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”(…ってこの時期は日に近づきたくありませんが…)コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

事務所に届いた、いわゆる「タウンプラス」と呼ばれるDM。
顧客リストがなくても、近所のポストに届ける郵便局のサービス。

「仙台市若林区にお住いの皆さまへ」

なるほど~、顧客リストはないけど地域の人に届けたいので媒体の選定は的確だと思います、まずは近隣の住人や、そのエリアにある事業所で働いている人をターゲットにしたいわけですからね。

で裏面は…

薬事法の規制などもあり、病院の特徴や“ウリ”について、なかなかプッシュしにくいのは事実。
ですので、ココでは表面のごあいさつについてチェックしてみたいと思います。


(キャッチコピー)
暑中お見舞い申し上げます。

(ごあいさつ文)
暑さが厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
地元の皆さまに支えられ、●●区●●町の党員に続き、この●●区にも6月より開院させていただき、誠にありがとうございます。
当院では治療はもちろん、歯周病や虫歯の予防対策のご相談もお受けしています。
気温の変化が激しい時期ですので、どうぞご自愛ください。
不安を抱えていらっしゃる皆様が、安心してご来院いただけますよう、スタッフ一同笑顔でお待ちしております。


なるほど、悪くはありません。
2つ目の病院だというコトで安心感を伝えています。
予防の相談も受付しているというコトで歯科医療に対する姿勢も伝えようとしています。

でも、惜しい…

せっかくタウンプラスでエリアの人々に発信しているのに、これだけだと、地域に新しくできたこの歯科医院に行く理由がよく分かりません。
だって歯科医院って、行かなくて済むものなら行きたくない場所。あまり興味もない。
だからもしかするとせっかくDMを送っても、全く目に入っていないのかもしれません。
結果として、全く反応の悪いDMになってしまうわけです。

もしボクが作るとしたら、このシナリオをちょっとだけ変えてみます!
もちろん、まったく依頼などされてはいませんけどね…(笑)


(キャッチコピー)
歯医者になんか行きたくない!!というあなたへ!

(リードコピー)
それ、とっても正しい考え方だと思います。
シッカリ予防して、歯医者になど無縁でいてください!

(ごあいさつ文)
こんにちは、6月にこの地で開院した●●歯科医院・院長の●●と申します。
「歯医者なんて、行かなくて済むものなら行きたくない」…ですよね、わかりますそのキモチ!私も小さい頃にかなり痛い思いをして、歯医者が大キライでした。「痛くない歯医者があったらなぁ…」そう思ったのが、歯科医を志したきっかけなんです。
何とかその夢がかない、痛みのない歯科治療が出来るようになりましたが、多くの患者さんと接している中で一番大切なのは、実は虫歯にならないための“予防医療”であるというコトに気がつき、現在はそこに一番力を注いています。
いつまでも自分の歯でモノを食べられる嬉しさ。健康長寿の現代社会だからこそ、歯を大切にしていただきたい…心からそう願っています。
まずは一度、歯の健診に来てください。明るいスタッフたちとともにお待ちしています!
(スタッフと一緒に、先生の笑顔の画像を掲載)


ねっ♪ 印象が全然ちがうでしょ!!
少しシナリオを変えただけ。

(Befor)
開院ごあいさつ ⇒ 業務内容説明 ⇒ 行動を促す

(After)
開院ごあいさつ ⇒ 見る人のキモチに寄り添う ⇒ 歯科医になった理由 ⇒ 歯科医としての気づき ⇒ 問題解決方法を提示 ⇒ 行動を促す

そうなんです、新しい歯科医院ができたからといって、できれば行きたくなんかありません。痛いし、お金と時間がかかりそうだし、何となく怖そうで、もう不安だらけ…。

そんな人々のキモチに寄り添い、ひとつひとつ不安を解消してくれて、高い技術もさることながらなぜ開業したのか、どんな考え方で治療に当たっているのかなどの熱い思いが伝わって初めて共感が生まれ、それなら…と行動に移すようになるわけです。

コレ、何も歯科医院に限ったことではありません。

飲食店も、ガソリンスタンドも、コンビニも、B to Bをメインとする企業だってそう。
人はどこで買ってもイイし、どこからも買わないという選択があります。

でもできるなら、思いに共感できる“プロ”に依頼したい、どうせ買うなら誰よりもそれが大好きで誰よりも詳しい人から買いたいと思っています。そしてそんな人を応援したくなるものなんですよね。

ターゲットを絞り込み、その人たちのキモチに寄り添い、プロとしての意識と情報を持ちながら直接呼びかけていく。
それが販促ツールの反応を良くする基本です。

暑中お見舞いだって立派な販促ツール。
どうせ暑中お見舞いを送るのであれば、ただのごあいさつで終わらせず、暑いこの夏だからこそ熱い思いをシッカリ伝えて、人々に喜んでいただきながら成果を上げて参りましょう、盛夏だけに…♪