売れるPOP: プロとしての知識・情報を惜しみなく発信する♪

同じ街にいると「春めいてきた」「春ど真ん中だ」「初夏っぽいな」と季節の流れがわかりやすいのですが、南へ北へと、移り変わる季節を行ったり来たりしていると、真夏のような暑さだったり、暖房が欲しいほど寒かったり…今がいつの季節なのか、少し分かりにくくなってしまい、出張に持っていく服のセレクトも悩ましい★(^-^;
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

季節の変わり目がわかりにくくなっているのは、ボクの年齢のせいでもあるとして(笑)、もし企業やお店の販促ツールの内容がそうだとしたら、これは大変なコトです!

だってお客さまや見込客に対して、独自の価値や選ぶ理由を伝えるはずなのに、分かりにくい=全く伝わらないというコト。それは販促ツールとは呼べません、だって作っても全く意味がないのですから…。

例えば地下道にある電飾看板。

これって、その場所に設置されるまでには、打合せ・ディレクション・デザイン制作・看板製作・媒体設置・媒体料金などなど結構な時間と手間とお金がかかります。
料金だって、そこを通る人の量が多い場所であればあるほど高くなるわけです。

そんなときに見かけたのが、この看板。

HAIR & TREATMENT ●●●●(店名)

コレで終わりぃぃぃぃいいいい~~~~ッ????

ちょっとナニ!?の看板を見てボクに何をしろって言ってるわけ?
多分、きっと、もしかして、ヘアーサロンのPR用電飾看板なのでしょうけど、ボクは全然知らないお店だし、そもそも店名がアルファベットで書いてあって、何と読むのか全く分からない…つまり店名が読めない、不明★

100歩譲って「看板がカッコイイから行ってみよう」と思ったとして(思いませんが!)、どこにあるのか、どんなお店なのか、問い合わせ先は、定休日は…などが、全く分かりません、全く、です!!

これでは、行動のしようがありません。。。。

確かに今はスマホで何でも調べられるから、知りたかったらグーグル先生に聞いてお店に来てね、というコトなのかもしれませんが、それじゃあ不親切すぎますし、ボクにはそこまでしてこのお店に行く理由も魅力も全くない…THE END★

こんなもったいないコトをしている場合ではありませんよね。

例えばボクがこの看板を依頼されたなら、コトマーケティング的視点で、こんな提案をしてみます。

(キャッチコピー)

ご存じですか!?
第一印象がマイナス評価だった場合、
挽回はムズカシイ…と言われている事実を!!

(リードコピー)
初めての方に会うときに、そんなことを少しだけ意識するだけで、きっと好印象♪
中でも好感度を上げるために大切な「きれいな髪」と「ヘアースタイル」。
髪に関する仕事が大好きな当店のスタイリストたちに、どうぞお気軽に何でもご相談を!

コトマーケティング・反応の良いキャッチコピーのポイント…
【知らないことを教えてあげる】を使って、見る人のキモチに寄り添いながら情報を発信していくわけです。
道行く人は、知らないヘアーサロンにも、そのメニューや技術にも全く興味はありませんが、自分の第一印象を良くするコトや好印象を持ってもらえる方法については興味がありますからね!

こんなキャッチコピーが書いてあって、お店の中でスタッフたちがニカニカしている楽しくて明るい画像がある電飾看板だったとしたら「今度一度行ってみようかな!」なんて思う人も出てきそうですよね♪

あっ!!!!

もちろん、店名も読みやすく!
電話番号も大きく!
地図もわかりやすく!
営業時間などの情報も丁寧に!

これらを忘れてはいけませんからね~★(^-^;

プロなら誰でも知っている初歩的内容や普段あたり前にやっているコトであっても、一般の人は知らない情報はたくさんあります。
そんな情報を、お客さまのキモチやココロに寄り添いながら教えてあげることで、その人が抱える「不」(不便・不満・不都合)の解消につながり、信用・信頼されファンになってもらい、結果として商品やサービスが売れるようになるわけです。

お客さまの悩み・課題などを解決するために、プロとしての知識・情報を、ぜひ、惜しみなく発信してみてくださいね~♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるDM: 共感を作り出せたら反応が上がる♪

季節の境目は暑いような日があったり、スッゴク寒かったり、まるで迷っているようですが、今だからそう感じるのであって、実は一年中、そんなコトが続いているのかもしれません。
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

「六歌仙 蔵参観2018」

山形県東根市にある造り酒屋から毎年届くイベント案内のDM。
ここは“六歌仙”や“雄町”といった地酒が人気の酒蔵で、蔵元とお客さま(ファンや地域の方々など)の交流を図りながら楽しんでもらい、お酒の試飲もしてもらいながら販売もしようという内容です。

売れるDM

売れるDM

以前、行ったコトがあるのですが、遠慮のない山形弁で説明してくれる「酒蔵探訪」や「きき酒コーナー」「酒バトル」といったお酒に関するイベント、「マグロ握り振る舞い」「山形のおいしいもの販売」などがあったりして、参加者が楽しめる内容がたくさんあります。

そんな中、気になるコトバ発見!

売れるDM

“蔵の隠し酒”~純米吟醸 雪中蔵囲い生酒~

何のコト?

蔵元でかなりチカラを入れて押している感じは分かりますが、内容があまり伝わってきません…。
よくよく読んでみると、こう書いてありました。

雪中にてゆっくりと熟成させました。
お米の旨味が雪解けを感じさせるお酒です。

美味しそうだし、かなり魅力的じゃないですかぁぁぁぁああああ!!!!

蔵元でイチ押しなはずなのに、多くの人に伝えたくて大きく打ち出しているのに、書いてあるのは…

「この風土にしかつくれないもの」

そんなイメージっぽいキャッチでは、全く伝わりません★
よくよく見ないと気づかないぐらい、小さい説明しかないのも実にもったいない…

これをコトマーケティングの視点でプッシュするなら、こんな感じ!


(キャッチコピー)
ご存知ですか?
山形の雪が、地酒の旨味を引き出すことを!!

(リードコピー)
秋に仕込んだ日本酒を、山形のありあまる雪の中に埋めました。
厳しい冬を雪の中に抱かれて過ごすことにより、熟成した美味しい日本酒になります。
今年もそれを掘り出す季節がやってきました!
ときは、春爛漫!!この喜びに満ちた旨味を、ぜひお楽しみください♪
【純米吟醸 雪蔵囲い生酒『蔵の隠し酒』】


ねぇ、伝わり方・見え方・感じ方の印象が全く変わるでしょ!!
こう書かれたら、日本酒好きの人ならどんな味なのか試してみたくなりますよね!

コトマーケティングの伝わるキャッチコピー『知らないコトを教えてあげる』で見る人のキモチをつかみ、リードコピーで共感してもらうわけです。

もしイベントに参加できなくても、このお酒だけ購入したり、飲み比べのために何種類か注文したり、一番の狙いでもある頒布会に申し込む人が増えるはず。
あるいは都会に住む山形県出身の方は、ギュッと反応してしまうかもしれません!

自分が言いたいことを、ただストレートにそのまま伝えても、なかなか伝わりません。

伝えたい人は、誰なのか。
その人は、何に興味があるか。

見る人の共感を作り出すことが出来なら、反応は良くなります。
自分の言いたいことをシッカリ伝えるためには、まずターゲットのキモチに寄り添い、その人たちに共感してもらえるようなシナリオで伝えることが大事です。

自分自身がどう言われたら共感してしまうか、ぜひ考えてみてくださいね~♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

記憶に残る名刺: 人に関心を持ってもらえる名刺にするために

4月になりました!!
毎年この時期になると、小学校に入学するときにもらった教科書のインクの匂いを思い出し、ワクワクしたことを鮮明に思い出します!
こんにちは♪  “東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

そんな小学一年生だったボクも、あれから何十回もサクラの季節を経て、いつの間にか仕事で名刺交換をするような大人になりました(笑)

講演やセミナー講師などの仕事で、一度に何十人もの方々と名刺交換をする機会も少なくありません。
後日、いただいた名刺を整理しようと改めてチェックするのですが、その時点で既に印象に残っていない方がほとんど…どんな人だったか全く思い出せない場合も多くあります。
最近のコトを思い出せない…というボクの個人的現実が理由のひとつでもありますが…^^;

ビジネスをしている方なら、ほぼ全員が持っている名刺。

名刺交換したその場で「こんなコトを依頼できるんですか?」と質問されたり、後日に問い合わせや資料請求があったり、直接注文があったりと、出来るコトなら売上に直結してほしいですよね。
企業が社員に名刺を持たせている理由は、そんな狙いもあるはずです。

では、あなたがこれまで受け取った方々の名刺をチェックしてみてください。
問合せしたい、注文したい、というキモチになりますか?

では、あなた自身が現在使用している名刺はどうでしょうか?

いかがですか?

日本の企業やお店の名刺。
その多くは、【社名・ロゴ】【部署名・肩書】【お名前】【連絡先・URL】【営業品目・支店名】などが書いてあるだけ。

そう、まさにこんな感じ…

記憶に残る名刺
※「名刺」と検索して出てきたGoogle画像より

折り方や紙質にスゴク凝っていたり、デザイン的にかなり工夫している名刺も中にはありますが、それでも顔写真はほとんど入っておらず、あとで見ても何も思い出せない…
誰だったか思い出せない名刺って、致命的ですよね★(^-^;

自分「あのぉ、名刺を交換させていただいてもよろしいでしょうか」
相手「ハイ、ありがとうございます」
自分「●●会社の●●と申します、どうぞよろしくお願いいたします」
相手「ありがとうございます、私は●●会社の●●です、よろしくお願いいたします」
自分「ありがとうございます、よろしくお願いいたします」
相手「……」
自分「……」
(名刺からお互いの情報を読み取ろうとする空白の時間、しかし全く話が弾まない…じゃあ次の人のところへ)
相手「では今後ともどうぞよろしくお願いたします…」
自分「こっ、こちらこそ…」

こんな名刺交換だとしたら、お互いに全く印象に残りません。
せっかくのチャンスなのに、とってももったいない…

名刺交換とは、初めて会う人にご挨拶をする場であり、数少ない情報のなかからお互いの共通点や興味や話題性を見つけ出し、それをもとに会話をしたいとお互いに思っているはず。
だからこそ、相手が思わず反応してしまうような、そんな要素を載せておきたいわけです。

じゃあ、どうすればいいか。

社名や基本情報の他に、コトマーケティング的な名刺の基本中の基本として、 “あなたの笑顔の写真”を絶対に入れてほしいのです!

記憶に残る名刺

もちろん、ボクの名刺だって入っています。
笑顔の写真だけじゃあ足りずに、イラストまで入れてしまいました♪

記憶に残る名刺

もちろん、イラストだって笑っています(笑)

ご存知ですか?
自分の名刺にニッコリ笑った自分の写真が載っているって、実はそれだけでそのメリットは計り知れないということを!!

(笑顔の名刺10のメリット)
1:明るいイメージを与えられる
2:優しくやわらかい空気になる
3:名刺を見てもらいやすくなる
4:初対面であっても話しやすい
5:相手の警戒心を和らげられる
6:後で見て思い出してもらえる
7:印象が強く残り忘れられない
8:また会いたいと思われやすい
9:再開したときに思い出される
10:あなたへの共感を作り出せる  などなど!!!!

スゴイいでしょ!!

そうなんです、名刺にあなたの笑顔の写真を入れるだけで、圧倒的に関心を持って見てもらえるようになるんです!

世の中に、笑顔が嫌いな人は誰もいません。
笑顔の人の方が話しかけやすいし、質問してみたいキモチにもなります。
相手がリラックしやすく、自分もリラックスできます。
笑顔の写真を入れたからと言って、印刷代が高くなるわけでもありません。

こんなにメリットがあるのに、あなたの笑顔が入っていない名刺を配っているなんて実にもったいない…★
今スグ、あなたの名刺に笑顔の写真を入れてください!

そんなコトを急に言われても、勤めている方は会社の名刺を自分勝手に変えるわけにはいかないでしょうから、その場合は、ぜひこのことを社長や上司に伝えてあげてください。
関心をもって見てもらえる名刺の方が良いに決まっていますし、それによって問い合わせが増えたり、直接注文に結びついたら、誰だって嬉しいですもんね!
もしそれでも変えられない状況なら、今の名刺に自分の笑顔画像シールを貼って使用し、実力行使に出て、成果が上がるという既成事実を作っちゃってください(笑)

それぐらい、名刺にはあなたの笑顔がなくてはならない超重要な要素です!

会社名とロゴと連絡先が入っているだけの名刺では、誰も反応できません。
スタイリッシュで格好イイ名刺だから注文したくなる…わけでもありません。

あなたのこぼれるような笑顔・まぶしい笑顔が入った名刺で開きにくい相手のココロの扉をグイッと押し開き、あなたのビジネスやサービスでその人をしあわせにしてあげてください。
何しろ、人をしあわせにするコトに遠慮なんか要りませんからね~~♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるチラシ: 見る人のキモチに寄り添って共感してもらう♪

ついに来ましたねぇ、春ぅぅぅぅうううう!!!!
みちのく地方の寒かった冬もお彼岸が過ぎ、いよいよ暖かくなってきました!
季節もドンドン良くなっていくように、お店や会社の数値も良くなっていってほしい…それを実現させるには、悪いところを改善し、行動する必要があります!
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

以前、自動車整備販売会社のチラシについて相談された、こんな記事を書きました。
コチラです⇒「売れるチラシ: お客さまに喜ばれているコト、を伝える♪」

売れるチラシ

「毎月新聞の折込を実施しているけど反応がない…」
という相談を受けて見せてもらったこのチラシ。

いろいろお話をお聞きし、その中で一番プッシュしたい「車検」に絞り、コトマーケティング的視点で作成際した新しいチラシが、コチラ!!

売れるチラシ

見た瞬間「えっ、それってどういうこと?」って思いますよね♪

カーオーナーにとって、避けて通れるものならぜひパスしたいのが車検(笑)。
しかし法律的に受けないわけにはいきません。

不具合がある部分の修理・部品交換、踏力諸費用など、説明されても素人にはよく分からない車検。それで20万円と言われれば、納得いかなくても支払うしかありません。車検って高くてイヤだなぁ…★そんなカーオーナーのキモチに寄り添い、不安・不満・不都合など「不」を解決できる情報を発信して共感してもらい、内容への興味を喚起するコトで反応が上がるわけです。

同じ部数を、同じエリアに、同じように新聞折込をしましたが、「折込したその日から電話が鳴り、チラシを持ってくる人もいて、スゴイ反応です!!」担当者が興奮して電話をくれました!

新車・中古車販売、鈑金・塗装、車検、保険…って、どの自動車整備工場でもやっています。
大手全国チェーン店のイエローハットやオートバックスの方が、安心感があるかもしれません。

なぜわざわざこのお店に依頼する必要があるのか
他の店と何がどう違うのか
このお店にしかない価値とは何か

 

見た瞬間に捨てられない工夫をして、その上で、このお店に依頼するとどんな良いコトがあるのかをシッカリ伝えることが必要です。

みなさんはその道ではプロフェッショナル。
そして購入したり依頼したりするお客さまたちは素人。

そんなターゲットであるお客さまたちのキモチは、きっと皆さんが一番よく知っているはずです。
お客さまのキモチに寄り添い、共感してもらいながら販促ツールの反応をガツンと上げて世の中にしあわせの笑顔を増やしていってあげてくださいね♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

コトマーケティング的視点: 伝える相手は、全員「人間」

観光地のおみやげ売り場で「買わなくてもイイから食べてみて!」と言われると、つい買ってしまい、逆に売りたい売りたいという雰囲気の人や店では絶対に買いません。コレって視点が自分なのか相手なのかの違いだけなんだなぁって感じます★
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

ちょっとだけ想像してみてください。

あなたが講演会に参加するとします。自分の意志で、積極的に参加するなら別ですが、例えば会社の命令で参加しなければならず、きょうの講師が誰なのか全く不明で、どこの馬の骨ともわからないが人が突然目の前に現れ「これから2時間ほど話すので、とにかく黙って聴いていて」と言われたとしたら、どうですか?
かなり苦痛ですよね…ボクなら絶対いやだぁ!!

誰、この人?
何を話そうとしてるの?
何が言いたいわけ?
なぜそう言えるの?
何をした人なの?
なんなのこの人…早く終わってほしい★ってそう思っちゃいます。

ボクもさまざまなところで講演をさせていただく機会があるのですが、参加者はもしかすると皆さんこんな心境なのかもしれませんね…。全く知らない人たちが何十人も、何百人も集まって、しかもほとんどの人がそう思っている前で話をするって、聴く方も大変ですが、実はしゃべるボクもかなりプレッシャーを感じているんです。

そんなとき考えるのは…「どうすれば聴いてもらえるか」「どんな話から入れば興味を持ってもらえるか」というコト。
ボクが喋りたいコト・これまでの事例などをただ延々と話をしても、誰も聴いてくれません、だってボクにも、そして話の内容にも今のところ全く興味ありませんからね。

だからその会場に集まった人がどんな方々で、その方たちは何に興味があり、どんな悩みや課題を抱えているのか、その方たちの聴きたいコトは何なのか、それを本気で考え、それらのポイントをシッカリ抑えてお伝えすることで初めて、ボクの講演を聴いてもらえるようになるわけです。

コレって、ビジネスでも同じコトが言えますよね。

以前にも、こんなコトがありました。
いきなり見ず知らずの営業マンがやってきて「当社は社員さまの福利厚生を利益に帰るお手伝いをしていまして、社長様にぜひご提案したい商品があるのですが、お時間いただけますか」って…。

福利厚生を利益に変えたいなんてボクひと言も言ってないし、そもそもボクの会社には社員が一人もいない… それなのにそんなコトを言われても…ねぇ★^^;
せめてもう少し訪問先の状況を調べてから来いよって感じ(笑)

コレってつまり、相手のことを全く考えず自分の都合を押しつけているようなもの。そんな人からは誰も買いたくありませんし、仕事も依頼しませんもんね。

自社の商品やサービスの良さを伝え、結果として購入や注文に結び付けたいなら、コチラから一方的に伝えるのではなく、【誰の】【どんなお手伝い】ができるかを考えなければなりません。
そんな人がこの商品やサービスを手にすることによって…

●どんな良いコトがあるのか
●どんなしあわせなコトが手に入るのか
●どんな悩みや課題を解決できるコトがあるのか

伝えたい人の状況やキモチを考え、キモチに寄り添いながら、そういった「コト」を伝えて初めて興味を示しコチラを振り向いてくれるわけです。

もちろん販促ツールも、そう!!

誰に見てほしいのか。
その人のどんな悩みや課題を解決できるのか。
それらがシッカリ伝われば、結果として売上は上がります。

それなのに、例えば世の中に出回っているチラシのほとんどは…
「たくさん商品があるんだから、何かひとつぐらい選んで!」
「7周年年フェアで景品付けるから、注文して!」
「特別セールで安くするから、スグ買って!」
もう見事にこんな内容のものばかり★

品ぞろえや便利さや価格が安いお店や会社は、他にもたくさんあります。
Amazonなんかには絶対に太刀打ちできません。そこで勝負しようとしたって、勝ち目はありません…

講演も、ビジネスも、販促ツールも、伝える相手は全員「人間」です。

伝えたい人のキモチにトコトン興味を持ち、その人のキモチを本気で考えるコトが大事。
伝えたい人は、誰なのか?
私たちは、その人のどんなお手伝いができるのか?
この商品やサービスを手に入れると、どんな良いコトがあるのか?

まずはそれをシッカリ考え、その人に寄り添って「人視点」でそのコトをシッカリ伝えていきましょう!!
きっと結果は変わってきますよ♪

 

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるDM: まず最初に【コト】を伝える

寒いーーーーッ…という日もあるけど、あったかい~~~~♪って日もあって、まさに三寒四温、長かったみちのくの冬も終わり春がやってくる!!そんな予感が漂っています。寒くない、暖かい、もうそれだけでも十分に価値を感じますよね~◎
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

仕事柄、世の中に出回っている販促ツールの現状を知りたくて、いろいろなお店やメーカーなどで住所や名前をドンドン登録し「DM送付希望」に二重丸をつけています。本当に買う気がないわけではありません。一般消費者であるボクのキモチを揺さぶるようなコトが書いてあれば、もしかしたら買うかもしれません!

そんな中のひとつ、住宅メーカーからダイレクトメールが送られてきました。分譲住宅オープンハウスのお知らせ。市内・近郊4か所に8つのモデルハウスの現地見学会を開催しているから来て、という内容です。

売れるチラシ

「いい家8軒(はっけん)フェア」

 

どうだ、やったぜこのキャッチコピー!!

メーカー側からすればそんな感じかもしれませんが、残念ながらあまり伝わってきません(笑)。来場特典として各会場先着10組、アンケートを記入すれば1,000円分のQUOカードをプレゼントする…というのも突っ込みどころ満載ですがまぁイイでしょう。

これらのDMの中に、実は驚くべきものが封入されてきました★
それはナント!!

売れるチラシ

【物件期間限定クーポン】200万円・100万円割引券

スゴクないですか!?
いきなり200万円割り引いちゃうんですよ!!

これを見た瞬間「本当はいくらの家なの?」って思っちゃいますよね、だって誰も何も言っていないのに200万円値引きするって…
よっぽど売れないか、あるいはどうしても期間中に売上が欲しいか、どちらかなんだろうなぁと思ってしまいます。
4,380万円から200万円引かれても、あまり安くは感じませんけどね…(笑)

メーカー側はきれいな写真と物件の詳細内容を載せて、来場特典・成約特典をつけて、さらには200万円も割り引くんだから、きっとお客さんがたくさん来て、家も売れるに違いない!!…と思っているわけです。
でも見る側からすれば、特典があるから、割引があるから、というのが住宅を購入する理由にはなりません。

このギャップ…

売る側の都合ではなく、お客さまが何に興味があり、どんなことに困っているか不安を感じているかを考え、そこにアプローチしなければ、きっと反応しません。

このDMをコトマーケティングの視点で考えるなら、例えばこんなアプローチはどうでしょうか。

 


(キャッチコピー)
この会社で家を建てた人たちは、みんなしあわせになっている!!
●●ホームに決めた理由はそう確信したからです。
(□□市/○○○○さま)

(サブキャッチ)
お客さまが欲しいのは、立派な家・おしゃれな家・リーズナブルな家ではなく「家族としあわせになれる家」。
私たちは、あなたの夢の実現のお手伝いをさせていただきたいのです。


 

こんな風に書かれていたら「ナニ?どういうこと?」と気になりますよね!
【お客さまの声をそのまま使う】キャッチコピーにして、同じような思いや立場の人たちの共感を誘います。

その上で…

何かとお金がかかる住宅の購入…少しでもその負担を軽減させていただければと、以下の特典を準備させていただきました!!どうぞ遠慮なくご利用ください!
====================================
① ご来場特典⇒
② ご成約特典⇒
③ さらには●月●日までにご成約の方に【200万円割引券】進呈!
====================================

ねっ!!印象が全然違うでしょ!

特典や割引きする→だから買って
…ではなく
住む人がしあわせになる家がある→少しでも応援したいから特典や割引きを準備

こんな順番でアプローチをしていくことが大事なわけです。
売りたいのはコチラの都合。お客さまには無関係。
「売りたい売りたい」「買って買って」といっても、モノが売れるわけではありません。

まず伝えるのは【コト】、その次が【サービス・モノ】

その商品やサービスを手にすることで、お客さまにどんな【良いコト】【しあわせなコト】【問題課題を解決できるコト】があるのかを最初にシッカリお伝えし、その後で準備しているサービス内容を紹介して、行動がしやすいように後押しするわけです。

この順番を間違えずに伝えるのが、反応の良い販促ツールづくりの基本です。
ぜひ実践してみてくださいね~♪

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるチラシ:「コトを売る」という視点に変えてみる♪

2018年・戌年がスターして、早くも2月に突入、こうやって一年は「アッ!!」という間に過ぎていくのでしょうねぇ…(^-^;
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

時間はビューンッと過ぎてしまい、既に1ヶ月以上前の元日の話題で恐縮です。
実は仙台の元日朝刊、おびただしい量のチラシが折り込まれます。

こんな感じ。

売れるチラシ

その理由は翌日からの「仙台初売り」があるから。

初売りならどこでもやっていますが、仙台の場合は少し特殊。
何しろ景品がスゴイ!!

豪華な景品が付くからと、初売りにまとめ買いをする人もいますし、福袋をゲットするために今年はナント1週間も前から並んでいる人もいました!!
1週間前って去年のクリスマス直後じゃん!やることが山ほどある年末に、初売りに並んでいて大丈夫なのでしょうか…(^-^;

それほど楽しみにしていてくれるなら、初売り冥利に尽きますけどね!

そして今年、元旦に折り込まれたチラシの枚数は、合計80枚。
2015年83枚・2016年82枚・昨年59枚
そこからすると、少し賑やかさが戻ってきた感じがしますが、問題はそのチラシの作り方。

残念ながら、完全にモノが並んでいるチラシばかり、ほぼ100%…

どのチラシも「初売り!」って大きく表記して…
●こんな福袋がある
●こんな景品を付ける
●割り増し商品券限定発売
●どうせなら初売りでたくさん買った方がお得

って、そんなアプローチばかり。
昔からの慣例であり、お店や企業の側としてはそれで良いと思っているのかもしれません。

一方で折込センター・広告代理店・印刷会社にとって、元日のチラシは普段はやらないお店や会社も折込チラシを実施するだけに、絶対に外せない大切な仕事なんだと思います。

だとするなら、どうすれば企業やお店に喜んでもらえるか、チラシを見る人がもっと初売りに行って買い物をしようと思うのかを考え、アプローチした方が良いように思います。

もしボクが折込センター・広告代理店・印刷会社の立場なら、コトマーケティング的にこんなチラシを作っちゃいます!

 


(キャッチコピー) ※伊達政宗公からのメッセージのように
ご存知ですか!!
仙台初売りは公正取引委員会も認める“伝統行事”だということを!

(リードコピー)
仙台藩領内にお住まいのみなさん、共に、いざ初売りへ!!

(本文)
「仙台初売り」は、藩祖・伊達政宗公が商売繁盛と領民の幸せと発展を願い、景品や特典を付けることを奨励したのが始まり。現在では、それがあまりにも豪華すぎて景品法に抵触し不当廉売にも当たるとされていますが、ナント、旧仙台藩領内での初売りは【昔からの伝統行事】とみなされ、公正取引委員会にも“特例”として認められているのだとか!!
お役所も認め、縁起物として藩内に幸福をもたらす「仙台初売り」。この先も残していくためにも、仙台藩領内のみなさん(笑)!今年も商売繁盛・地域発展を願い初売りへ参りましょうぞ!!


画像は当然、伊達政宗が馬上より軍配を振っている図!!

このチラシは「初売りに来てください」という売る側のチラシではなく、初売りとは何かを伝え「みんなで初売りに行こう!」という、いわば初売りという「コトを売るチラシ」。
おびただしい数の「モノ売り」のチラシに混ざって、こんなチラシが入っていたら、どうですか?

他とは全く違うだけに目立ちますし、元旦は何もすることがなくてヒマな人も多いので、見てもらえる可能性は高くなります。
少なくてもチラシを折り込んだお店や企業の人たちには、間違いなく目に留まります。

●仙台市民が大好きな伊達政宗公の思いが現在の初売りにもつながっている
●豪華景品は仙台領内だけで認められている伝統行事である
●商売繁盛・市民の幸せ・地域発展につながっている

実は伊達政宗のそんな意味や願いが込められていたと知ったら、初売りにあまり興味なかった仙台市民も「行ってみるか」というキモチになるかもしれません!

そんな風に言われたら、お店や企業側に伝統行事として携わっているという意識が出てきますし、これまで元日のチラシをやらなかったところでも作るかもしれません。どうせ作るなら、仙台初売りに行くことをプッシュしてくれる会社に頼みたいと思ってくれる可能性だって出てくるかもしれません!

初売りで「モノを売る」のではなく、初売りという「コトを売る」。

お店や企業なら、取り扱っている商品やサービスといった「モノを売る」のではなく、人々はそれを手に入れるとどんな幸せなコトが手に入るのか・どんな不都合や不足が解消されるコトがあるのかといった「コトを売る」視点。

B to B to C の仕事なら、そのお客さまの商売繁盛につながる「コトを売る」という視点。

そんな「視点」に変えるだけで、反応は全く違ってきます。
視点を変えるのは、今からでもスグに誰でもカンタンにできて、効果は絶大!!
まだ10.5ヶ月ぐらいあります。今年こそぜひ、「コトを売る視点」にチャレンジしてみてくださいね♪

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。