売れる看板: 見る人のキモチを想像し、推測し、妄想する♪

「ヤバイ★今回は全然勉強してないよ…」とボク。「やっぱり!ボクもだよ」って友だち。受けた中間テストの点数はボク納得の35点、友だち驚きの85点★…それ以来ボクは、人にウソだけはつかない、裏切らない、そしてちゃんと人に寄り添っていこう、そう決めました(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

出張に向かう仙台空港のロビーにあるラウンジで、こんな看板を見かけました。

売れる看板

今日も、しあわせ。

これからも宮城で。
キリンビール仙台工場発! 一番搾り
伊達な茶屋(店名) 当店の自慢料理と一緒に!


んん……惜しいぃぃぃぃいいいいーーーーッ!!!!

ご当地色を出していて、悪くはない…けど、仙台工場で作っているビールがここにあるという「モノ」が伝わっているだけであり、だからって飛行機に乗る前にビールを飲もうというキモチにもならないし、それによってどんな良いコトがあるのかも伝わって来ません。だからナニ?と思ってしまうだけで終わってしまいます…もったいない☆

コトマーケティング的視点で販促ツールを考えるときに大切なのは、見る人(見込み客)がどんな心情か、どんな状況でそれを見るか、その人のキモチに寄り添って“人・起点”で人を中心に考えてみるコトを大切にしています。

この看板があるのは「空港」という特殊な場所。

想像してみてください。
旅行や出張に行こうとして搭乗時間を待っているときは、これから行く先々で起こるさまざまな出来事やたくさんの楽しい時間に期待感でワクワク・ドキドキしています!
帰り足の人は、楽しかったけど、いつもと違う初めての場所での旅の緊張感から解放されホッとして、いるかもしれません。

キモチは非日常。

これから現地でスグ打合せがあったり、空港到着後に車を運転する人にビールはおススメできませんが、もしかするときょうは移動だけだったり、着いたら公共交通機関で移動するだけの人には、例えばこんな呼びかけをしてみたらどうでしょうか。

(キャッチコピー)
最高の旅にするコツは、今、この瞬間を最大限に楽しむコトですよ♪

(リードコピー)
あなたの素敵な旅は、もう始まっています!!
フライト前のゆったりとした時間に、地元・キリンビール仙台工場直送キンキンに冷え冷えのビール、そしてココ仙台の美味しい食材で、あなたの旅にカンパイと参りましょう♪

ねぇ!!

こう書かれると、旅行に出発する人は「そうだな、一杯いくか♪」となりそうでしょ♪
旅を終えて帰る人は「最後の締めは仙台工場直送のビールと牛タンカレーでいきますか!」なんて思うかもしれませんよね♪

空港ラウンジ専用看板。

どこで飲んでも同じビール。ここで必要なのは、ビールという「モノの看板」ではなく、それをここで飲むコトで【どんな楽しさや嬉しさが手に入るのか】【どんなワクワクしたキモチになれるのか】という「コトの看板」。
そのイメージがリアルであればあるほど、スグ行動につながります。
見ている人のキモチがさらにワクワクすればするほど、購買意欲は高まります。

この看板は、そもそも電照看板ですから書き換えられませんけど、だからこそ、作るときにはもっと見る人のキモチを想像し、推測し、妄想しなければ反応は良くなりません。お金をかけて作っているのに、もったいない…

ボクなら、絶対に手書き看板にします。
だって日々刻々と変わる状況に応じ書き替えられます。さらにはお客さまの反応を見ながら遠慮なく書き替えることができます。それを繰り返していくことによって、反応をドンドン良くさせていくことができますからね!手間はかかりますが、リーズナブルだしね♪

お店や企業なら手書き看板、ぜひ活用して、見る人のキモチに寄り添ってみてください。そして成果が上がるまで遠慮せず、躊躇せず、何度でも書き直してみてください。きっと欲しい反応、欲しい成果が手に入るはずです!
反応があったら、ぜひ教えてね♪報告を楽しみにしています!!

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるチラシ: 値段以上に大切なコトを伝えよう♪

先日、夏風邪をひいて、出張先で熱を出してしまいました。
そんなときに限って持っているのは胃薬…もちろん飲みません、だって風邪の症状に関係ないですもんね(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

そんな中、また不思議な新聞折込チラシを見つけてしまいました…嬉しい(笑)

(おもて面)

ふすま貼替え 本日より3日間受付 午前7時より先着100名様限り
新鳥の子紙(しんとりのこし)1面1,800円のところ⇒ 1,600円 現金特価 税抜
糸入り無地1面2,200円のところ⇒ 2,000円 現金特価 税抜
●●●●では襖の張替えで諸経費は頂いておりません
Tポイントサービスはじめました 畳・襖の張替でTポイン襖トが貯まる!貯まる!

(うら面)
売れるチラシ

たたみ 裏返し1帖 2,200円のところ 2,000円 現金特価 税抜
表替(四川表)1帖 2,700円のところ 2,500円 現金特価 税抜
国産(熊本県八千代市)の畳表も5,000円より
●●●●では畳の張替えで諸経費は頂いておりません


200円安くしてくれてもオトク感ありませんからぁぁぁぁああああ!!!!

これでお客さまから注文が来るなら良いのですが、きっと反応は良くないはず…だって専門用語が多く、とってもムズカシイ…。まして、ふすま・畳を交換する必要性のない、するつもりのない人にとっては、まったく関係のない内容になっています。

「あの部屋のふすま、少し傷んでいたな…」
「そろそろ畳も替えなくちゃ…」

ココロのどこかで消極的にそう思っている人や、その必要性に気づいていない人もたくさんいるはずなのに、そんな人たちにとってこのチラシはあまり関係ない内容です…これって本当にもったいない…

●「本日より3日間受付 午前7時より先着100名様限り」
「先着100名」という場合、並んででも絶対に手に入れたい衝動に駆られるほどとってもオトク!といったイメージですが、「先着100名だけ200円引き」って、それじゃあこのチャンスにふすま貼替えよう!…って思いません(笑)

●「新鳥の子紙」「糸入り無地」
この業界ではスタンダードな商品なのでしょうか、全くわかりません…

●「襖(畳)の張替えで諸経費は頂いておりません」
えっ、普段は諸経費って別にかかるの?この業界では常識?通常はいくら?サービスしてますよと言いたくて載せているのでしょうけど、かえってコワイ感じがしてしまいます…

●「畳・襖の張替でTポイン襖トが貯まる!貯まる!」
これはプラスアルファーの情報で、行動の直接的な動機には繋がりません。そもそもターゲットにしている人たちがTポイントカードを持っていないような気が…

お客さまは、値段さえ下げれば喜ぶのでしょうか?

価格が1円でも安い方が良い、という人に来てほしいならそれもありでしょうけど、そういう人は他にもっと安いお店が出来るとスグ移ってしまうもの。だって安い方がスキなわけですからね。

値段以上に伝えなければならない大切なことが、実はもっとたくさんあります。

もしボクがこの会社からチラシ制作を依頼されたとしたら、コトマ―ケティング的視点を取り入れて、まずはキャッチコピーと説明文をこんな風にします。

(キャッチコピー)
畳をダニの温床にせず、カビやダニ・ノミの繁殖を抑えるために、3年に一度は畳替えを!

(説明文)
畳を替えると、衛生的で見栄えが良くなるばかりじゃなく、新しい草の良い香りによるリラックス効果・断熱効果・超音効果・空気清浄効果・お子さまの集中力アップなど、さまざまな良い効果が期待できるんです♪
それにもうひとつ、畳替えを行うことで自ずと部屋の片づけが出来てしまうというメリットも!
新しい畳とキレイになるお部屋!!
目安は3年に一度!
「裏返し」「表替え」「新床取り替え」など状況に応じてそのやり方もさまざま。ぜひ一度、プロである私たちのご相談ください。専門用語で畳みかける(笑)ようなことはしませんので、ご安心を!分かりやすくご説明しながら、日本人が大好きな畳の部屋の良さを一緒に取り戻して参りましょう♪

ね!!悪い感じ、しないでしょ!

キャッチコピーには「知らないコトを教えてあげる」というコトマーケティングの手法を使いながら、見る人の興味を喚起し、値段以外の大切なコトをぜひ伝えてあげてほしいのです。

そもそも一般の人は、畳の表替えにかかる費用がいくらぐらいなのかなんて、ほとんど知りません。それなのに200円引くと言われても、それがオトクなのかどうなのか、全然判断できません。だから注文しよう、とは思わないわけです。

値段よりも、知りたいのは『畳を替えるとどんな良いコトがあるのか』『どんな「不」(不便・不満・不都合などのマイナス要素)を解消できるコトがあるのか』

畳のヘリが擦り切れていたり、湿っぽかったり、何だかカユイ感じがしたり…そんなうすうす自覚症状から目をそむけている人に対して、畳を替えるメリットを伝えることで気づいてもらい「一度相談してみよう」「一度見積りを取ってみよう」と行動につなげていくわけです。

値段以上に大切なこと…それはもっとお客さまに役に立つ情報だったり、お客さまの問題や悩みを解決できるノウハウです。あなたのお店や会社の中になる、お客さまが知りたい情報を販促ツールに乗せて、シッカリ伝えてあげてください。反応は、きっとこれまでにないほど良くなってきますよ♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるDM:見る人のキモチに寄り添う♪

この夏、仙台は何だかずっと雨が降っているような日々…天候や自然環境は受け入れる以外にありません、だって自分のチカラじゃどうにもできませんもんね!
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

ときどきこういった飲食店からのDMが送られてきます。

売れるDM

7周年記念のご案内  17th Anniversary
3日間4,000円飲み放題(90分)にてサービスさせて頂きます。
ぜひご来店くださるよう心よりお待ち申し上げます。
~ボトルサービス~
11,000円→5,000円
21,000円→14,000円
(手書き文字で)
米谷さん、ご多忙かと思いますがぜひお顔を見せて下さい。

手書き文字、温もりが伝わって悪くはないのですが…


急にそんなコト言われてもぉぉぉぉおおおお……

そもそもボクは、この手のお店はほとんど全く行きません。
取引先の方に連れられて行くことがほとんどで、自分から望んで能動的に積極的に行くことはまずありません。

だからこういったDMが送られてきても、いつ行ったか、場所はどこか、どんなお店だったか、どんな人たちだったか、まして本当に行ったのかどうかすら記憶ナシ…。
お店のママに対して名刺ぐらい渡しますが、だからってこんなDMが急に送られて来ても、まず行くことはありません。

そもそも、17周年記念って、お店の行事ですよね。
ボクには全く関係ないしね。

●4,000円飲み放題なら、居酒屋では食べ物もかなり出てお腹いっぱいになる
●ボトル11,000円が5,000円に、21,000円が14,000円になるという意味が不明
●17周年と言われても、ボクがこの店に行ったのは近頃で、長い付き合いじゃない
●行くコトで嬉しいのは、ボクではなくお店の側

わざわざ行く理由が全く見当たらない…だから行かないわけです。

それがもし、こんなDMならどうでしょうか?

(キャッチコピー)
オトナには、見栄を張らねばならぬ夜もあります、もんね★

(リードコピー)
大切な方との食事や打合せの後に「じゃあもう一軒」となったとき、その人をもっと楽しませよう、楽しかったまた行こう、と思ってもらえるような、少し見栄を張れるようなお店のひとつやふたつ、必要なときもありますね、オトナですからね。
あなたにとって、そんなお店のひとつになりたい…私はそう考えています。
もちろん、少し疲れたとき、嬉しいコトがあって一人でもう一軒飲みたい気分のときなどにも来ていただける存在になれるなら、こんなに嬉しいコトはありません。
お店も丁度17年目。人に例えるなら大人への過渡期。
この機会にもう一度原点に戻り、あなたにとってお役に立てるお店であり続けられるようさらに努力して参ります。
とはいえ自分のお店のコトは自分では見えないもの。あなたにとって私たちは何が出来るのか、もっと喜んでいただくためにはさらに何をどうしたら良いのか、などを教えていただけましたら幸いです。
17周年の記念に心ばかりのサービスも準備しておりますので、この機会にぜひお立ち寄りいただけたら嬉しいです。あなたとのご縁が、さらに末長く続きますように。

そして手書き文字部分も「お顔を見せて下さい」だと売込みっぽく感じるので…「米谷さんにお会いしたい気持ちは山々ですが、お忙しいでしょうからどうぞあまりムリなさらずに…。でもお会いできたら、月まで飛んで行くほど嬉しいです」(笑)

どうですか?こうなると、イメージは全く違いますよね!!

確かに見栄を張らなきゃならないときもあるよなぁ、自分は帰りたくても「もう一軒」と言われたら断れないしなぁ、そんなときにその人を楽しませられるようなお店があったら都合は良いし自分一人でフラッと飲みに行けるお店というのも悪くない…と思ってしまいます。お客さまのお役に立ちたい、もっと喜んでほしい…というのも悪い気持ちはしません。
この手のお店のほとんどは、今回のようなDMしか送って来ませんので、そう書かれると、何だか一所懸命に自分のキモチを察してくれようとしている、寄り添ってくれている、そう思ってしまい、じゃあ一度あらためて行ってみるか…って気持ちになって来るから不思議です。
17周年はもう、ひとつのきっかけや口実でしかなくなっていますからね。

ビジネスにおけるターゲットは、全員「人」。
だからこそ伝えたい人の視点で、その人のキモチになり、その人のキモチに寄り添うコトで共感共鳴が生まれ、行動してもらうことが出来るようになるわけです。

まして自分の都合の発信になっていたり、モノのスペックや価格の訴求になっていては、モノが行きわたり、価値観が多様化し、情報が多くなっている現代社会ではなかなか選んでもらえません。

見る人のキモチに寄り添う情報発信、いつも意識してみてくださいね。

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるチラシ: お客さまに喜ばれているコト、を伝える♪

梅雨明け宣言を出した途端、東北南部は雨や曇りばかり…でも梅雨明けというコトバだけでもキモチが明るくなるものですね!!
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

「毎月新聞の折込を実施しているけど反応がない…」

知り合いの自動車整備販売会社の社長から相談に乗ってほしいと連絡があり、打合せに行ってきました。
見せてもらった折込チラシが、コレ。

売れるチラシ

お客さまと共に歩み続けて36年
お客さまのお車のお役に立ちます

新車販売(中古車・新古車)
板金・塗装 見積無料
車検 代車料・引取り納車料 無料)


ボク「このチラシは一番何を伝えたい人は、誰ですか?」
社長「○○町内全域に住む人、特に忙しいビジネスマンや主婦の人かなぁ」
ボク「何を知ってほしいですか?」
社長「ここに自動車整備工場があるということを知ってもらいたい」
ボク「知ってもらうだけでOKですか?」
社長「そりゃあ来てほしいさ」
ボク「何をしに来てほしいんですか?」
社長「何でもイイの。タイヤ交換でも修理でも。でも敢えて言うなら車検かなぁ」
ボク「お客さまが、他ではなくここに来ることで何か良いことありますか?あるいはここの車検、他のお店と何か違いはありますか」
社長「ん~、特にないなぁ…」



これだと他の整備工場との違いが…全くわらないーーーーッ★

でも大丈夫、最初の打合せはどこでも大概こんな感じでスタートします(笑)

実はここが不明確なままでチラシをつくってしまうことが問題。何を伝えたいのかについて、その会社の人が分らないことはデザイナーや印刷会社が分かるはずもありませんし、もちろん見る人にも伝わらない、だからチラシの反応が悪いわけです。

その車検についてアレコレ話を聞いていくと、お客さまに書いてもらったアンケートがあるということで、見せてもらいました。

「車が大好きなスタッフが多く、何でも親身に相談に乗ってくれるから、とっても頼りにしています」
「最低限必要な整備内容を説明し、その上でこちらの要望も聞いてくれます。それまでは車検ってよく解らず料金が高くてイヤだな~って思っていましたが、ここは本当に安心です」

ホラァァァァ~!!!!こんなに喜ばれているところがあるじゃないですか!
しかも一度来店してくれた人はほとんどがリピーターになっているって、コレこそが、まさに他のお店ではマネができないこのお店の特長です!!そんな話を聞くとボクも整備を依頼したくなってしまいますもの(笑)

だったら、例えばこんなキャッチコピーにしたらどうでしょうか!!

(キャッチコピー)
車検ってお金がかかるからイヤだ…と思っているあなたへ。

(リードコピー)
わかります、そのキモチ!!
でも安心してください、当店はお客さまと打合せし、料金が高くならない工夫をしています!

「えっ?どういうこと??」って、思わず見入ってしまいませんか!

車検は、2年に一度それなりの時間とお金がかかる厄介なもの。終了後に明細を見せられても内容はよく解らず、結局請求された金額を支払うしかないわけです。出来ることなら避けて通りたい…そんなドライバーのキモチに寄り添い、見る人の見方であることを伝えていくわけです。
今のチラシに書いてある「お客さまのお車のお役に立ちます」という抽象的なコトバより、明確にイメージもしやすいはずです。

お客さまによく褒められることは何か?
お客さまによく言われることは何か?
お客さまに喜ばれていることは何か?

これらを明確にして、それをシッカリ伝えていきましょう。
そのことでチラシの反応は、間違いなく良くなります!!

ゆめゆめ、チラシづくりを業者やスタッフにただ何となく任せてしまわず、もう一度、お客さまの声をチェックしてみてください。もし声をとっていなければ、お客さまに直接聞いてみるのも良いと思います。自社の価値は、お客さまが知っていますから。

今回はお仕事としてご依頼いただいたので、どんなチラシに仕上がったのか、その反応はどうだったのか、後日お知らせしますね!どうぞお楽しみに~♪

 

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるPOP: 目に見えない大切なことは、書いて貼っておく ♪

仕事で出張・打合せ・講演・企画・パソコン作業・デザイン・文書作成・インプット、などなど毎日バタバタ、おかげで切り替え力が付いた気がします(笑)

こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに炎を!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。そんなときは特に、美味しいものを食べに行きたくなるものですよね!

先日、出張先の山形県米沢市で入った居酒屋さんのテーブルわきに貼ってあったPOPです。
ここは馬肉専門店。さまざまな部位の馬肉が食べられ、しかも「えっ、コレが馬肉?」とその概念を変えられてしまうほど美味しいお店で、ボクも何度も行ってます!

売れるポップ

馬かもん(店名)の¥0サービス


「何を食べたらいいかわからない(+o+)ショボーン」
スタッフに気軽に聴いてください(^o^)
表では強面で真面目なふりしていますが、陰では…
おしゃべりが止まらない個性的なスタッフ勢揃い!

掲載電話の充電がない(+o+)ショボーン
コンセント使ってください!
キャリアによってはスタッフの充電器貸します!

「焼肉の匂いが付くのが気になる(+o+)ショボーン」
上着しまえるビニール袋あります!
お席にあるファブリーズもぜひお使いください!

「付き合いで宴会来たけどお酒飲めない(+o+)ショボーン」
コッソリスタッフに言ってください!
お酒のふりしてノンアルお持ちします



イイですねぇぇぇぇええええ!!!!

来店のときやオーダーを聞きに行ったときなど、これらをひとつひとつ、いちいち説明するわけにはいきません。
お客さまの方にしたって「こんなに馬肉の種類があって、何を頼んだらいいんだ…」「焼肉の煙で上着が臭くなりそうだ…」「自分はお酒が飲めないけど、場がシラケるからそうも言えないし…」ココロの中でそう思っても、特に初めての店なら切り出せません。

でもホラ、紙にこう書いてあればどうですか?
「親切な言い店だ!」
「自分のキモチを理解してくれているなぁ!」
「判らないことがあったら何でも訊いてみよう!」
って、そう思いますよね。

紙一枚で、店の印象がまったく変わってしまいます。

コトマーケティング的に言えば、スタッフの笑顔の画像を貼り、そこに吹き出しを付けてほしい!「私なら絶対コレを注文します!」そう言いながらオススメ商品を指さしてくれると、もう、間違いなく注文しちゃいますもんね!!スタッフ紹介などもあると、つい話しかけてしまったりして、お客さまとスタッフの距離感が縮まりさらにGOODです!

他にはないこのお店の特長や、お客さまを歓迎しているあったかいキモチなど、目では見えないけどどうしても知ってほしいコトは、遠慮せず紙に書いて貼っておきましょう。そうすることで、お客さまも幸せなキモチになります。お店の評価も上がります。
みんなが幸せになるPOP!悪いことなどひとつもありません。
人をしあわせにするコトに遠慮なんか要りません!!どんどん書いて貼ってください!そうすることで、売上も間違いなく上がって来ますから♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるDM:誰に、どんな時に利用してほしいのか?

 

暑い夏の日は、仕事を終えた後に飲むキンキン冷え冷えのビールが楽しみでなりません♪
こんにちは、みちのく草食系、コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。
しかもお店で飲む最初の一杯は、もう格別!!最高に美味しいですよね!

そんな妄想をしている午後に届く居酒屋からのDMハガキ。

「きょうもお仕事お疲れさまでした!!」というキャッチコピーにスタッフの笑顔、フキダシには「ビールとグラスをキンキンに冷やしてお待ちしてます♪」、ダメ押しで湯気が立ち上りサッと塩が振ってある茹でたてシズル感たっぷりプリップリ枝豆のメインビジュアル!
こんなの送って来るなよ、ヤメテ~~ッ…と思っても生ツバごくり、アタマの中では今夜そのお店に行くコトを考えてしまいますよね!!ボクが作るなら絶対にそんな迷惑DMを作ります(笑)

そんな矢先に、リアルに居酒屋よりDMハガキが届きました。

おっ!!スタッフの笑顔!イイ感じ♪
で、ナニナニ…

売れるDM

おかげさまで11周年を迎えることとなりました
心からの感謝を込めて●●(店名)の会席プラン
一日「ひと組様」限定
二階の和室でゆったりとお楽しみいただけます
これからも何卒ご愛顧の程 お願い申し上げます

 

裏面は… おかげさまで11周年「おふるまいプラン」和室の画像・コース内容…

売れるDM


違うぅぅぅぅうううう…

 

スタッフの笑顔があってお手紙風!
見た目は人を前面に出していい雰囲気でしたが、その後にあるのが料理内容・価格・和室・サービス…残念ながら完全にモノ売りのDMです。

一番伝えたい内容が「一日ひと組2階和室でゆっくりと」ということだとした場合、コトマーケティング的に、まず最初に伝えてほしいのは…

●誰に利用してほしいのか
●どんな時に利用してほしいのか
●それでどんな良いコトがあるのか

こんな内容です。
例えばそれをキャッチコピー・リードコピーにすると、伝わり方は違ってきます。

(キャッチコピー)
大切な仲間や部下たちと、たまには膝づめでじっくり語りたいあなたへ

(リードコピー)
キュンと冷えた生ビール・地酒・ワインと料理長懇親「旬の会席」を、一日ひと組限定の落ち着いた和室で(8名様まで可)。おかげさまで11周年、私たちの感謝のキモチも満載にお待ちしております。

冷たいビール、旬の味覚の美味しさ、一日ひと組限定であることの価値、和室の落ち着いた空気感、広さなどが伝わって来ますよね。

「コト」を伝えるとは、このお店に来ると「どんないいコトがあるのか」「どんな理由で来てほしいのか」ということであり、来店の価値や理由を伝えること。メニュー内容や価格、料理や部屋の写真だけでは伝わらない大切なコトが、もっとたくさんあります。

「誰に、どんなコトができるのか」
「それが、どうしてできるのか」

このふたつの視点で自分のお店、自社のビジネス・商品・サービスについて、もう一度見つめ直してみましょう。選ぶ理由や価値が見る人にもっと伝わるはずです。ぜひやってみてくださいね!!

 

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

価値の伝え方:ラストシーンを大切に♪

 

重苦しい灰色の空、気の遠くなるような雪深さ、凍りつくワイパー、絶望的な風景…米沢に向かう峠道の、そんな3ヶ月前の景色が考えられないほど緑まぶしい5月♪
こんにちは、みちのく草食系、コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。
暖かい!ただもうそれだけで、東北人は用事もないのに出かけたくなります。

先日も、友人でお客さまでもある福島県いわき湯本温泉・こいと旅館に行ってきました。
ここは先の東日本大震災で大きな被害を受け、一時は存続も危ぶまれるほどでしたが、多くの人たちの応援もあって、今も元気に営業しています。

その旅館でいつも必ずしてするのが、折鶴&置手紙作戦

フロントで精算を済ませ、車のキーを受け取って駐車場に向かい、荷物を積んで運転席に乗り込むと、フロントパネル周りに置いてあります。
価値の伝え方

本日は、ご来館下さいまして、誠にありがとうございました。
どうぞお気を付けてお帰り下さいませ。
又の御利用、心よりお待ちしております。
いわき湯本温泉こいと旅館 スタッフ一同

 

どの旅館でも朝食にチカラを入れている、という話を聞いたことがあります。
それは最後の印象が人の心に残るから。温泉も夕食も部屋も良かった、でも人の心に残るのは最後の印象、ラストシーン。つまり旅館では朝食がこれに当たるというわけです。

言われてみれば、確かに旅館の朝食って、日常では考えられないほど豪華ですよね。いつも朝食を食べないボクも、温泉旅館の朝食は楽しみで、つい食べてしまいます。

この旅館は、さらにその上を行っているわけです。

車に乗り込んで置いてある折り鶴そして手書きの手紙。
あぁ帰るんだな…と少しさみしくなった矢先に、また来てねという温かいメッセージと折鶴…コレ、効きます!

印象だけではありません。
手書きの手紙と、スタッフが作ったであろう折鶴は、スグには捨てられずつい車の中に置いたまま。運転する度に目に入り、誰かを乗せるたびに「これ何ですか?」の質問に答え、その説明のときにはこの旅館の宣伝までしてしまいます(笑)
見るたびに、話す度にこの旅館を思い出し「また行きたいなー」と思わされてしまうって、かなり効果的でスゴイ販促ツールですよね!!

だってホラ、ボクもこうやってブログにも書いてるし(笑)

 

コトマーケティング的に言うと「人の思いに残るコト」ですね。
コレまさにその具体的で、強力なる販促ツール!さらにスゴイのは経費ほとんど0円!!

「ラストシーンを大切にする」…これは温泉旅館に限ったコトではありません。
自社でも、お店でも、応用できますし、かなり効果的です。

会計のときに小さなメッセージカードを渡したり、請求書と一緒に手書きの手紙を添えたり。電話を切る間際に「草食系コトマーケティングマスターコンサルタント米谷でした」って言ってみるのもイイかも(笑)

ラストシーンにおいて自分では何ができるか、自社ではどうやってお客さまを喜ばせるか、印象に残せるか。ぜひ考えて、楽しみながら行動してみてくださいね♪

 

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。