コトマ事例:コトマーケティング的 中途・新卒採用について

こんにちは。
コトマーケティング協会 マスターコンサルタント
「共有」と「共感」で幸せの渦に巻き込みます!みきちゃんこと宮脇美樹です。

年齢を重ねてくると、ちゃんづけで呼ばれることが減ってきますが、
なぜか私は、まわりの方からからずっと「みきちゃん」なのです。
親しみやすく思われるのか、呼びやすくて覚えやすいのかもしれませんね。
いつまでもちゃんづけなんて、有難く感じる年齢になりました!

さて、コトマーケティング協会のマスターコンサルタントをさせてもらっている私ですが、
実は(知ってる?)建設会社の専務という肩書も持っています。今日は、そちらの話を。

先日、とある人材派遣会社からこんなメールが届いたのです。
少し抜粋します。
________________________________
事業成長の最重要課題は、「若手人材の安定確保」です!
建設業界は求人倍率が約10倍(求人10人に対して応募者1名)と
人手を確保するのが非常に困難な状況です。
さらに、建設作業員の約330万人の内、55才以上が約3分の1と
高齢化が進んでおり、今後10年間で退職者が急増します。
その一方で、30才未満は約1割であり、若者の建設離れが進み、
日本人だけで若手作業員を確保することは、年々難しくなっています。
(メールより、一部抜粋)
________________________________

本当に、建設業では若手人材不足が業界の問題になっています。
採用が本当に難しい時代です・・

その中で、弊社は有り難いことに、中途採用や新卒採用の面接希望もあり
次年度は高卒・大卒合わせて4名の採用が決まっています。
よく周りの経営者の方から「どうやって採用活動をしてるの?」と聞かれます。

弊社も5年前は不人気の建設業で、全く応募もなく困り果てていました。
ところが4年前に、ホームページを見て
中途面接希望のお問い合わせがくるようになりました。
前代未聞の出来事に、正直驚きました・・。
(当時は、ホームページに採用ページはなかったのですが、
お問い合わせが続いたので、昨年、採用ページを作ったんですよ!)

その中でも、最も驚いたのが
大卒の新卒女子からの面接希望のお問い合わせでした。
しかも、現場女子の希望が多くて、驚きました。
まさか、女子が現場仕事をしたいなんて・・
3Kの「きつい・汚い・危険」と言われる現場に女子が希望するなんて!
それを期に、3年前から、女子の新卒採用も行うようになりました。

今や 現場女子も活躍しています。
弊社でも、まさか!女子が現場希望なんて!と驚きながらの採用でした。

何故?採用ができたのか・・
実は・・・
コトマーケティングを実践してきて採用できるようになりました。


コトマーケティング的 中途・新卒採用について


弊社より給与や待遇がいい会社は山ほどあるのに
何故、弊社を選んでくれたのだろうと思い面接時に質問してみました。

答えは
親兄弟の言葉が響きました。
そんな気持ちで仕事がしたいです。
社内の雰囲気が仲良さそうでいいな~と思いました。

アットホームな感じが伝わってきてホームページの「親兄弟」がいいな~と
思ったからです。社内が仲良さそうと伝わってきました。
お客様に対しても身内として寄り添う姿勢が共感しました。
事務などじっと仕事をしているより、体を動かしている仕事がしたいです。

(平成30年4月入社式)
(現場女子の写真)


「親兄弟の建物と思い塗らせて頂きます」

これは、弊社のキャッチコピーです。
この「親兄弟」は弊社の会長から社長に引き継がれている想いで、今や行動指針に
なり、理念に向けての方向性であり、仕事・お客様に対する姿勢をお伝えしています。
お客様を、常に身内と思い寄り添い考えて行動することを常に考えています。
スタッフに対しても、身内であり家族として考えています。

採用ができるようになって気が付いたのは、
給与や待遇でなくて、志や思いに共感してくれる人がいて
私たちのお客様・仕事に対する姿勢を見て、一緒にお仕事したいと思ってくれたんだと。
嬉しいことで、胸がいっぱいになりました。

この「親兄弟」とういうお客様に対して親身に寄り添う仕事をしていきたい。
お客様の笑顔をお届けしていきたい。
社内でも家族のように支えあう社風という価値観が伝わった人が
面接に応募してくれています。

コトマーケティングを実践し、販促と思い実践していましたが、
「親兄弟」は社外・社内に何を大切に仕事をしているのか?
明確に伝わることで、思わぬことでしたが
採用にまで活用できたのではないかと思っています。

常に考えていること、大切にしているコトがきちんと伝わること
この価値観が伝わったから、中途・新卒採用に繋がっているように感じています。

・誰に、どんなコトができるのか
・それが、どうしてできるのか

この2つの大切なことを通して、たくさんの実践を繰り返してきました。

「親兄弟の建物と思い塗らせて頂きます」に
共感してくれる人と一緒に、仕事ができるようになりました。
実践するだけではなく、その実践したことを仲間と共有していきました。
思いをコトバにして実践し、共有し、思いに向かって共に進んできました。

あくまでもこれは私の実経験から感じたことですが・・
若手人材不足の中で、「待遇」など、「福利厚生」「給与」などのモノを伝えていても
なかなかその会社の価値が伝わらずに、就活生から見れば同じように
見てしまうのかも知れません。

同じように見えるなら必然的に会社の規模などの安定性や「給与」が高く
「待遇」が充実している会社に目が向くのではないでしょうか。
なぜなら、給与や待遇でしか選ぶ理由がないように見えてしまい
会社の価値が伝わってないのかもしれません。

だからこそ、人材不足の時代に、御社の価値を伝えていくためには
「モノ」から「コト」へ価値の伝え方を変えてくことが大切だと感じています。

自社の独自の価値を伝えて、就活生に選ばれるひとつの方法が
「コトマーケティング」です。

コトマーケティングに興味はあるけど・・と考えている経営者の方!
自社で活用してみたいと思う経営者の方!
体験してみてください。
共に喜び栄えましょう♪

【アドバイザー講座】
http://shareco.xsrv.jp/lp02/
宮脇美樹
この記事を書いた人
宮脇美樹
株式会社マツミ 専務取締役
大阪府茨木市で、建設業を営んでいる。
主に土木工事、インフラ整備の改修工事と個人住宅の外壁塗装・防水工事の専門会社で、2009年にパートとして入社後2010年に営業部長、2012年には専務取締役に。
入社当時は、得意先様の廃業が続き、ゼネコンの下請けだった為、自社の営業や販促も無く不安が募る毎日。様々な研修を受ける中「これしかない!!」と思える「コト売り」に辿りつき実践を繰り返したところ、なんと!V字回復をはたす。
競合他社を見るのではなく、お客様をしっかり見て、どんなお役立ちができるのか?
共に学び、共に栄え、共に喜べる仲間と出会うべく、コトマーケティングセミナーを開催し、2018年コトーマケティング協会マスターコンサルタントに。

売れる手描き看板:新規集客に効果あるんですよ!

いよいよ10月もスタート♪
一般的には10月から12月までは売上が上がりやすい時期と言われていますね。
美容室はその代表的な業種ではないでしょうか。
美容室さんからのコトマーケティング講座が増えてきているのですが
受講後に実践してみて

「創業30年ですが、初めてのことが起きました!!
手書き看板を見て、新規のお客さまが週に2人も来店されました!!」

嬉しいご報告に、ニンマリしてしまう
コトマーケティング協会 マスターコンサルタント
「共感」と「共有」で幸せの渦に巻きこむ渦巻子(幸せ渦巻き発生女子)
みきちゃんこと宮脇美樹です。

美容室の依頼が増えてきてオーナー様にお話を伺うと
美容室の数は、毎年増えて続けていているそうです。
美容師は独立志向が強いので増加傾向にあるんですね。

そこで調べてみると
現在の美容室の数は243,360件もあり、なんとコンビニ(55,000件)の約5倍!
(総務省統計局のデータより)
多いとは思っていましたがコンビニより多いとは衝撃!!

思い返してみると、確かに道を歩いているとあちこちにあるな~と。

しかも、美容室をオープンしてから経営を3年以上維持できる確率は10%ほど。
実際に、3年もたない美容室は集客が上手くいかず、
集客の悩みを解決しようとして値下げ競争に巻き込まれてしまった結果閉店・・。

調べてみた私が、ひええ~・・と引いてしまう・・。
そんな中でも、私が声を大にしてお伝えしたいのがコチラ!

新規顧客来店!手書き看板は効果あるんですよ!

この美容室は大阪の高槻市・茨木市で4店舗経営されていますが
全店舗の玄関には手書き看板を設置されていて
ただなんとなく置いておくのが当たり前で、
折角置いてあるので、毎月1回は書き直していたそうです。

毎月書き直し、手間もかけているのにも関わらず
看板からの集客なんてありえない!とも思われていたそう・・・
もったいない!!ですよね~。

ところが・・
下記の看板を設置しただけで
新規顧客が一週間で2名来店されました。

看板には


“知ってますか?

髪と頭皮に負担をかけない92%
天然由来の安心安全なオーガニックカラーがあることを!

明るくおしゃれに染めれる白髪染めがあることを!!”


 

看板の上のピンクのPOPは


“気になる方は看板を見たといって2階の美容室へお声掛けください!”


来店されたお客様は40代の女性が2名。
「あの・・
下の看板を見たんですけど・・」
と言って来店されたそうです。

そこで、担当された店長がお客様に質問してみました。
「今回 入店の決め手となったのはなんですか?」

お答えは・・
・看板をみて、白髪染めで髪・頭皮に優しいものがあるならと気になった。
・美容室はあること知っていたけれど、若い子のサロンと思っていた。
・2階にあるので入りにくかった。

お客様の答えを聞いて、店長さんは 唖然!!呆然・・!!

えっ?!マジか~っ・・

髪にも頭皮にも優しいいい商品を取り扱っているこだわりすら伝わっていなかった!!
2階にあるのが、ただ入りにくいだけ???
若い子のサロンと思われてた???
看板があるだけで、入りやすくなる?!

そうなんですよ!

商品の名前を書いていてもお客様は何がいいのかさっぱりわからない。
伝わっていると売り手側は勝手に思い込んでしまう。

2階なので入りにくいかも?と思い、
サロンの写真なども飾ってたらしいのですが
かっこいいサロンの写真からは若い人向けと思われていた。
こちらが思っていたようには、伝わっていなかったんです。

でも、、、、
きちんと伝わると来店動機になります!!

それが証明されて、それなら・・と、下記の看板も書いてみたら

この看板にして一週間で新規顧客2名が来店されました。
伝え方をキチンと学べば、シッカリと伝わることが分かり、もうルンルンです♪

手書き看板コストは0円!!

美容室では新規顧客獲得するために
美容室検索ポータルサイトを活用されていることがほとんどです。
けして安いものではないと仰られてました。

しかし美容室検索ポータルサイトでは
初回サービス価格などの割引が通常行われているので
定価での施術はないらしいのです。

看板を見て来店された方にも、初回割引についてご説明はしたそうですが
割引があるとかないとかではなく
説明をきいて、本当に自分に合うものを選ばれたそうです♪

検索ポータルサイトからお越しいただくお客様とはまた違った反応にもビックリ!
なにより、価格ではないところで選んでいただいて、やっぱり嬉しいですよね~!

たかが看板!されど看板!!
手描き看板はきちんとルールを学んで描けば、かなりの効果が見込めます!
例えば
「情報を教えてあげる看板」
「ターゲットを使ったキャッチコピー」にすることで
お問い合わせや来店率が上がります。

お店の看板が「キャンペーンの案内や価格訴求の看板」になっている人は、試してみてくださいね!

こんな看板がかけるようになりたい~!!
自社でも活用してみたい!!と思われる企業様は
すぐに活用できるマーケティングの資格があります!

みんなで学んで、自分達の価値を伝えましょう!
【コラム】マーケティングの資格でスグに活用できるものが欲しい

宮脇美樹
この記事を書いた人
宮脇美樹
株式会社マツミ 専務取締役
大阪府茨木市で、建設業を営んでいる。
主に土木工事、インフラ整備の改修工事と個人住宅の外壁塗装・防水工事の専門会社で、2009年にパートとして入社後2010年に営業部長、2012年には専務取締役に。
入社当時は、得意先様の廃業が続き、ゼネコンの下請けだった為、自社の営業や販促も無く不安が募る毎日。様々な研修を受ける中「これしかない!!」と思える「コト売り」に辿りつき実践を繰り返したところ、なんと!V字回復をはたす。
競合他社を見るのではなく、お客様をしっかり見て、どんなお役立ちができるのか?
共に学び、共に栄え、共に喜べる仲間と出会うべく、コトマーケティングセミナーを開催し、2018年コトーマケティング協会マスターコンサルタントに。