コトマーケティング的視点: 【コトを書くアンケート】で商売繁盛を目ざす♪

広告広報関連の教育会社から、東日本大震災前からずっと講演依頼が続いています。
なぜこんなに長い間ボクに依頼するのか不思議で、一度思い切って聞いたのですが答えはいたってシンプル「参加者からのアンケート点数がトップクラスだからです」…って、担当者がボクを気に入ってくれていたからではなかったのかぁ…(笑)
こんにちは♪ “東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

自分のお店や会社の良いところや価値は、意外に自分たちでは分からないもの。
そんなときは、お客さまに聞いてみるのが一番です。

自社の何を評価しているのか。
どんなサービスを喜んでいるのか。
他ではなくココが選ばれている理由は何か。

全くフツーと思っていやっているコトが実はメチャメチャ喜ばれていたり、これが“売り”だと思っているのに、お客さまの反応は意外に薄かったり。
自分たちとお客さまとの間には、食い違いがあったりするので、「お客さまの声アンケート」を書いてもらうのはとても大切です。

先日、初めて行ったラーメン店には、いろいろなお店でよく見かける、こんなアンケート用紙が置いてありました。

アンケートのコツ

お客さまの声をお聞かせください

本日は当店をご利用いただき、まことにありがとうございます。
頂戴したお客さまの声は、これからの店舗サービスに役立ててまいります。

味、価格、接客態度、提供時間、店内設備それぞれを(良い・普通・悪い)でチェックするようになっていて、下の方には『ご意見やご感想がありましたら、ご記入ください』



このアンケートで何が知りたいのーーーーッ?

こういったアンケート用紙だと、書く方もどう書いてイイか分からないから「普通」とチェックしたり、「アンケートに答えると抽選でお食事券プレゼント」なんて書いてあると確率を高めたいという意思が働いて全部「良い」にしちゃったり。
コレって、全然正しい意見じゃないですよね。

せっかく書いてもらうのですから、 意図を持ってアンケートをつくることが大事!!

世の中にはクレームを吸い上げたいというアンケートもありますが、コトマーケティング的には、良かったコト・喜びの声を聞いて、それをもっと伸ばしていく【コトを書くアンケート】をおススメしています。
こんなところが良かった、こんな変化があった、というお客さまに伝わっている「コト」を見つけて、それをもっと増やしていくためのアンケートです。

そのために大切なのは“聞き方”です。

人は聞いた通りに答えてくれるもの。
「お叱りの声をお聞かせください」と聞くとクレームを書き、「喜びの声をお願いします」と聞くとそんなメッセージをちゃんと書いてくれます。

お客さまが何に喜んでいるコト・伝わっているコトを知りたいのですから、それらを書いてもらえるアンケート用紙にするという意図をもって作成するわけです。

もしボクが、コトマーケティング的視点でこのラーメン店のアンケート用紙を作るとしたら、こんな感じ。


(キャッチコピー)
喜びの声を聞かせてください!!

(文面)
こんにちは、店長の米谷仁と申します。
きょうは、数あるラーメン店の中から当店を選んでご来店くださり、本当にありがとうございます!!とっても嬉しいです!
お味やお店の雰囲気はいかがでしたか?お客さまからはよく「深い味でとても美味しかった!」「お店の雰囲気がスキ!」「また絶対に来たい!」など喜びの声をいただきます。
そんなお客さまの声こそが、私の元気の源です!!ぜひあなたの喜びの声もお聞かせください!もっともっとみなさんに喜んでいただけるよう頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!


 

ね!!

こう書かれると、良かったコト・嬉しかったコト・感動したコトなどを、何とか探し出して書こうというキモチになるでしょ♪

「そんなアンケートじゃ問題点が隠れてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、ダイジョーブ、「ココだけ少し改善したらカンペキです」って、必要なクレームは小さく、しかも前向きに、ちゃんと書いてくれますから(笑)

自分のお店や会社の良いところや価値をお客さまに教えてもらい、それをPOPやチラシやに入れたりキャッチコピーにしたりするコトで、それが他の人にもっと伝わるようになり、結果として選ばれやすくするのが【コトを書くアンケート】の目的です。

商売繁盛のヒントや答えは「お客さまの声」の中にたくさんあります。
お客さまは自社の何に喜んでいるのか、どんなコトが伝わっているのかをアンケートで確認し、それをさらに伸ばしていきましょう♪

えっ?冒頭の、点数がトップクラスだった教育会社のアンケートってどんな内容だったのかって?
実はコレ、受講者に5段階評価で付けてもらっているアンケート★
回答の平均点数で講師評価が決まるという仕組み。それで何年も講演依頼が来ているのはありがたいことですが、できれば【コトを書くアンケート】に変えてほしいと心から思います…^^;

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れるチラシ:ラブレターを書くように♪

小学生の頃、友だちのお姉さんがスゴク美人で大好きでした!何とか仲良くなりたいと考え、そのお姉さん大好きだった萩原健一の似顔絵をアクリル下敷きに書いてプレゼント。作戦は大成功!!思い返せばコレが、ボクの中での記念すべきコトマーケティング成功事例第1号です(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

出張に出るためにキャリーバック転がしながらJR仙台駅を歩いていると、白い制服を着たエステ系のお姉さんにチラシを手渡されました。
ハイ、もちろん受け取ります、どんなコトが書いてあるのかが楽しみですし、街頭配布なんてやったことなさそうなカワイイお姉さんがマジメに、一所懸命に配っているわけですから、そりゃあ受け取らないわけにはいきません!

そのチラシが、コレ。

売れるチラシ


短い時間ですっきりしたい方に
クイック 肩・首
15min 1,620YEN
30min 3,240YEN

むくみ・冷えが気になる方に
リフレクソロジー
20min ……

眼精疲労・顔のむくみが気になる方に
フェイスセラピー

ハンドリフレクソロジー
ヘッドショルダー
プロバンスバス…


 


これから出張なのに、ココでマッサージは受けないでしょ!
しかも「15min 1,620YEN」って読みにくいよ★

さらにホチキス留めで、小さい小さい紙が貼ってあります。

売れるチラシ


爽感 ハーバルケア ~ヘッド・ネック~
各5分 760円


 


ハーバルケア?各5分760円?安いの?こっちは「5min 760YEN」じゃないし!

恐らくですが、コレは反応悪いでしょうねぇ…

だって書いてあるのは「お店の商品」のことだけ。
来てほしいお客さまのキモチを全然考えていません。

【チラシはラブレターと同じ!】

好きな人と仲良くなりたくて渡すのがラブレター。
ラブレターを書くとしたら、相手のことを一生懸命に考えるはず。

この人は何が好きなのか。
この人はどんなキモチなのか。
この人の趣味は何だろう。
この人が好きな食べ物って何かな。 …そんな感じでね!

でもそれを全くせずに「ねぇねぇ聞いて、ボクは収入が月300万円、ポルシェに乗っていて、一軒家に住んでいて、そんでそんで…だから仲良くしようよ!」って自分のことばかり言おうとしたら、間違いなくフラれます…
このチラシは、まさにそんな主張しかしていないってコト。

チラシはその人と仲良くなりたくて、自分の商品やお店に興味を持ってほしいくて作っているので、まさにラブレターを書くように作らなければなりません。

このお店がどこにあり、その前を歩く人がどんな人たちで、その人たちは何に興味があり、今現在どんな心理状況で、どんな課題や悩みを抱えているのか、をトコトン考え、そしてこのお店で施術を受けることによって、どんな良いコトがあるのかを伝えて初めて興味を持ってもらえるわけです。

コトマーケティング的視点でこのチラシを作るなら、例えばこんな感じ。


(キャッチコピー)
時間に追われ、忙しい毎日で身も心もヘトヘトな…ビジネスマンのあなたへ!!

常にカラダをベストな状態にすることが、良い仕事につながります。
わずかな時間で首・肩スッキリ!!新幹線に乗る前のたった15分を自分のために!


 

キャリーバッグを転がしながら歩く出張ビジネスマンが受け取ったチラシに、そんな文字が並んでいたら「自分のコトだ…」「分かってくれてるねぇ、このお店は!」そう思って気になったり、少し時間に余裕あるなら、カフェじゃなくこのお店に入る可能性も出てきます。
さらに店頭のボードに「今ならスグご案内できますヨ♪」なんて書いてあったら、思わずサッと入ってしまったりして!!

見る人のキモチに寄り添って、その人に直接呼びかける…コトマーケティングの基本です。
ラブレターを書くような気持ちになって、相手のことをシッカリ考えながら呼びかけてみてください。きっと気持ちは通じるはずですよ♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

コトマ事例:手描き看板は効果あるんですよ 2

こんにちは、コンビニ中毒の コトマーケティング協会 マスターコンサルタントのツヨシです!
最近のコンビニおつまみのオススメは、パックの豆腐を買って、その上に春雨サラダをドカっと載せたものに、ドレッシングをかけて頂くのが最高に美味しいです。まだまだ暑いですからね!

前回お話ししたコンビニの手描き看板
コトマ事例:手描き看板は効果あるんですよ 1

売り上げ的にも反応が良く、何より道を歩く多く人のが見ていってくれている!!
人間は人の顔を真っ先に認識しますから「顔写真」を入れるとかなりの確率でチラ見しますね☆

で、店長さんが前回の看板を凄く喜んでくださって『使っていない看板が、もう一枚あるんですが、、、』とのお誘い! いいじゃないですか!!是非もう一枚描かせてください!!

と、いうことで今回は好きな商品の看板を描いていいことに!!
実店舗を持たない僕たちデザイナーにとって、自由に力を試せるイベントはホント楽しいですね。

と、いうことで
またしても、ウチのスタッフに描いてみてもらいましたぁ〜

カナさん

2度目の登場ですが、コトマーケティング ジュニア・コンサルタントの山口です☆
http://shareco.xsrv.jp/instructor_detail/?instructorno=112

実はこのコンビニ、目の前が外資系のホテルだけあって「外国人旅行客」がとても多い!夜なんかは8割が外国人で、『ここは本当に日本なのか?』って思うくらい(笑)

では、その外国人旅行客が知らなくて、興味のあるコトってなんでしょう?

そりゃあ、旅先の異国の文化(しかも一般市民の)ですよね。皆さんも海外に行ったら地元住民が行く屋台やスーパーマーケット巡るでしょ?僕が海外旅行した時もそうでした。
さらに調べてみたところ「外国人旅行客」は、コンビニでお酒を買って、ホテルの部屋で飲むことが多いそうな。

じゃあ、その方達が知らないであろう『日本の文化(一般市民の)』を教えてあげましょう!
って、描いてくれたのがコレ!

売れる手描き看板

あはは!
「チーズちくわ」と「うずら薫製」!僕も大好きです!!
めっちゃ一般市民的じゃないですか(笑)

ということで、外国人旅行客に英語で「日本の一般的な酒のツマミ、試してみて」と教えてあげたところ。。。

なんと、どちらも前週比130%アップ!

※今回は数値取れました

コトマーケティング的 売れる手描き看板の法則
「相手が知らないコトを教えてあげる」
知らないコトを考える前に「相手は誰なのか?」「その人はどんなコトに興味があるのか?」をしっかりと見極める事が大切です。

英語ができない方は、グーグル翻訳でも十分です。多少間違っていても雰囲気で伝わります(笑)
外国人旅行客が多い店舗の皆さんは、ぜひ試してみてくださいね〜

最近は、フランチャイズの本部からのお問い合わせも多くいただいています。
すぐに活用できるマーケティングの資格として好評です!

 

木下 剛志
この記事を書いた人
木下 剛志
株式会社写楽 代表取締役
1971年生まれ、大阪府東大阪市出身
元フランス料理のシェフという異色の経歴ながら、28歳でデザイナーに転身し2002年、東京に株式会社写楽を設立。「売上を上げるためのデザイン」を追求し、マーケティングをはじめ、心理学や行動経済学を取り入れた販促セミナー、企業コンサルティングや、販促ストーリーの企画、デザイン制作物は多くの企業に評価されている。
また「デザイナーにこそ、マーケティングの力を」との想いから、全国のグラフィックデザイナー、WEBデザイナー向けに特化したコトマーケティングセミナーを開催している。
2016年コトマーケティング協会 マスターコンサルタント認定

コトマーケティング的視点: あのRIZAPも、売っていたのは「コト」でした♪

一人ではとても出来そうにないことも、友だちやスタッフと一緒だと何でも出来る気がする!そんな気がして勢いで「じゃあボクも大盛り」と注文したけど食べきれなかった人気ラーメン店…スープに隠すように少し残してしまったのはナイショにしてください(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

若い頃はどんなに食べても、飲み過ぎても全然太らなかったし、カラダはいつでも言うことを聞いてくれました。しかしさすがに50代も半ばになると、人のカラダはそうはいきません★ アチラコチラいろんなところにガタが来るし、量が食べられなくて食べすぎ飲み過ぎはかなり堪えるし、足腰は弱くなるし、お腹周りの脂肪もなかなか取れなくない…^^;

じゃあランニングでもしてみるか、スポーツジムにでも通ってみるか…ってそんなキモチになったりもしちゃいますよね。

スポーツジムといえば、先日、日経MJでこんな記事が掲載されていました。

コトマーケティング

悲恋が生んだ 結果にコミット RIZAP
元カノの減量成功もフラれ… 芽生えた再生の意思

ココに何が書いてあったかというと、RIZAPを起業したきっかけは、瀬戸健社長の原体験だったという内容でした。

もう少し詳しく書くと、身長152cm体重70kg以上あった学生時代の彼女。痩せたら絶対キレイになるはずと信じ、一緒に走ったり毎日励ましたりしながら本気になって応援し、見事に3ヶ月で50kgを切って大成功!キレイになった彼女にその後、別の男ができてフラレた…というオチも付いていましたが、そこからRIZAPがスタートしたということ内容でした。

きついトレーニングや、単調な作業の繰り返しは、誰もがイヤなもの。人は練習なんかしたくない、と思う生き物ですもんね。ツライのはイヤ、でも痩せたい、でも続かない…そんな人に寄り添いながら、一緒に結果を出していくのがRIZAPの最大の特長。
そして週2回のトレーニングより大切なのは毎日の過ごし方であり「勝負は来てない日」、だからこそ利用者とトレーナーとは常に密に連絡を取り合っているといいます。

確かにね、一人じゃ続かないけど誰かが一緒に寄り添ってくれたり、チームみんなで取り組むことで、途中で投げ出せない、頑張らざるを得ない状況になりますもんね。

RIZAPはスポーツジム、ゴルフ、英語、キッズ教室、アスリート向けトレーニングなどの横展開以外にも、他社との提携戦略も活発。好調な事業で生み出した利益で、業績不振の企業を買収し、経営体質の改善に“コミット”。参加に入ったのは7年で25社、その業績は軒並み回復しつつあるんだそうです。ただ組織を大きくするのではなく、救済型M&A。

例えば全く畑違いのアパレル関連会社。M&Aでグループ企業となったジーンズメイト。その販売が低迷していたのはお客さまにコミットしていないから。コミットとは「お客さまが求めているものを必ず提供する」と定義し、顧客の自己肯定感を高めることで、喜んでもらい、満足度を高めていこうというコトのようです。

 

RIZAP。ガツガツ系の儲け主義企業で、高い金額のダイエットを売っている…と勝手に思っていましたが、何だかとっても共感できますし、毎日使うカラダを改善して生活の質を上げる大切さに気づかされたりもします。

売っているのはダイエットトレーニングではなく、カラダを絞ることでそれで手に入る豊かさや健康的な生活、そして変化できたという至福の満足感。

売っていたのは、まさに「コト」だったんですね!

こんな時代に、2ヶ月30万円以上もするトレーニングが売れているのには、こんな理由がありました。
私たちは油断をすると、つい商品やサービスという「モノ」の良さを伝え「モノ」を売ろうとしてしまいます。でも人は「モノ」なんてたくさん持っているし、どれも性能は良いし、価格や安いしスグに届きます。目新しさもないし、もう「モノ」なんて欲しくありません。

ターゲットは誰なのか。
その人は、何がほしいのか、どんな悩みや課題を持っているのか。
私たちはそんな人の、どんなお役に立てるのか。

自分のビジネスについて、そんな視点から改めて見直してみましょう。お客さまをもっと喜ばせるにはどうすれば良いか。きっと、まだまだやれるコトがあるはずです♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

コトマ事例:手描き看板は効果あるんですよ 1

こんにちは、コトマーケティング協会 マスターコンサルタントのツヨシです!
僕は基本的に、:コンビニでお茶とタバコを買う→出勤。
:コンビニでマンガ読んで、ビールとおつまみを買う→帰宅。の、コンビニ中毒なルーティンを毎日送っているわけなのですが(笑)

会社のそばのコンビニで見つけた手描き看板が、気になって気になって

売れる手描き看板

これなのですが

実はこの書き方、コトマーケティング的にはちょっともったいない感じ。
なぜかって?商品名と金額しか書いていないから。
こういう商品名と金額だけが書かれた看板のことを、コトマーケティング的に「メニュー看板」と呼びますが、それ(商品名と金額)だけじゃお客様は興味を持ってくれないので、販促効果はあまり期待できません(ごめんなさい)

なので、店長さんに「うちで看板描いてみましょうか?」って聞いてみたら、快くOKいただけました。実は、このコンビニのかなりの常連なので仲良しなのだ☆

と、いうことでウチのスタッフに描いてみてもらいました。

カナさん

この人ね
ただいま絶賛売り出し中のコトマーケティング ジュニア・コンサルタントの『山口かな』です☆
http://shareco.xsrv.jp/instructor_detail/?instructorno=112

で、描いてくれたのがコレ

売れる手描き看板

おっ!楽しそうで良いですね〜☆
彼女が調べたところによると、去年の「チョコフラペチーノ」は、なんと3週間で売り切れたそう!じゃあその情報を載せて、銀座の女子たちに急いで買ってもらおう!って、考えて描いたのが一つ
あとは小さな看板なのですが、どうしても「冷やし中華」も載せなければいけないらしいので、冷やし中華はコンビニ店長に顔出しで「暑い日はコレに決定!」とオススメしてもらったところ。。。

去年に比べて、かなり売れたそうです!

※ごめんなさい。この時の数値は取れなかったそうです。次回からはきっちり出してもらいますね(汗)

手描き看板はきちんとルールを学んで描けば、かなりの効果が見込めるんですよ☆
例えば「具体的な数値を使ったキャッチコピー」にすることで読み進んでもられる率が上がります。

お店の看板が「メニュー看板」になっている人は、試してみてくださいね!

フランチャイズでも活かせるコトマーケティング、
すぐに活用できるマーケティングの資格が手に入ります。

 

木下 剛志
この記事を書いた人
木下 剛志
株式会社写楽 代表取締役
1971年生まれ、大阪府東大阪市出身
元フランス料理のシェフという異色の経歴ながら、28歳でデザイナーに転身し2002年、東京に株式会社写楽を設立。「売上を上げるためのデザイン」を追求し、マーケティングをはじめ、心理学や行動経済学を取り入れた販促セミナー、企業コンサルティングや、販促ストーリーの企画、デザイン制作物は多くの企業に評価されている。
また「デザイナーにこそ、マーケティングの力を」との想いから、全国のグラフィックデザイナー、WEBデザイナー向けに特化したコトマーケティングセミナーを開催している。
2016年コトマーケティング協会 マスターコンサルタント認定

売れるPOP:お客様の『知らなかった~』と引き出すPOP!

こんにちは。コトマーケティング協会マスターコンサルタントの橋本です。

9月に入り、急に寒暖の差が激しくなり、朝晩は寒いくらいですね。季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、皆様大丈夫でしょうか?

体調の変化を感じたら自然とドラッグストアに行くことが多くなります。アラフィフになると、健康への関心が高まり、『体に良い商品』に目が行くものです。そんな中、こんなPOPが目に飛び込んで来ました。

売れるポップ

このPOPを見て、私は残念だなぁ~と思いました(スミマセン)。
手書きで、周りをはさみで切り取り、手間がかかっているのが分かるから余計です。

POPに書かれているのは商品と価格が中心で、私(消費者)が興味のある『体に良い情報』は伝わってきません。なのでどうしても目に留まらない。

では、どんなPOPだったら思わず読んでしまうでしょうか?

まず、マスクに関する『体に良い情報』を集めてみました。
・呼吸の湿気や暖かい空気が口の周りから逃げなくなり、保温効果がある
・風邪が発症しにくくなる
・おやすみマスクは風邪の治りを早くする!
・自分の細菌やウィルスが飛び散るのを防ぐ
・メイクをしていない女性が顔を隠す
・睡眠中のマスク着用により、口の中の乾燥を防ぎ、虫歯や歯周病の予防する
・睡眠中のマスク着用により、深い呼吸が習慣付き、深いリラックス状態になる

こうしてみると、マスクの効果っていっぱいありますねぇ~

このようなマスクの効果を活かして、POPを書いてみたいと思います。

コトマーケティング的キャッチコピーの書き方の一つ、『知らないコトを教えてあげる』を活用して考えてみます。

私は、睡眠中のマスクの効果についてほとんど知りませんでした。
ですので、その部分をお客様に教えるような伝え方でキャッチコピーにしてみました。


ご存知ですか!?睡眠中のマスク効果!

 ①保湿効果で風邪をひきにくい・治りやすい
 ②深い呼吸で精神がリラックス状態になる
 ③口中の乾燥を防ぎ虫歯や歯周病を予防する
家族みんなで使うならコレ!マスク50枚 ¥198


いかがですか?

私なら、『へぇ~そんなこと知らなかった』という思いとともに、マスクコーナーに手を伸ばしたくなります。この事例のように、お客様はマスクが欲しいのではなく、マスクを買ったことで得られる新たな体験に興味や関心があるのです。

是非皆さんも、お客様が知らないであろう情報をピックアップし、それをPOPで伝えるコトでお客様の背中を押してあげて下さい!

 

 

橋本 英雄
この記事を書いた人
橋本 英雄
1968年、大阪府枚方市生まれ。
関西大学卒業後、(株)リクルート「ケイコとマナブ」事業部で企画推進営業を経て、アサヒ・ドリーム・クリエイト(株)に入社、2004年代表取締役に就任。1000社以上、リピート率90%の販促ツール製作事業の経験を生かし、2014年マーケティング企画事業を開始。商品・サービス・人・企業の真の価値を共に発見し伝える「真価発伝クリエイター」として活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れる看板: 見る人のキモチを想像し、推測し、妄想する♪

「ヤバイ★今回は全然勉強してないよ…」とボク。「やっぱり!ボクもだよ」って友だち。受けた中間テストの点数はボク納得の35点、友だち驚きの85点★…それ以来ボクは、人にウソだけはつかない、裏切らない、そしてちゃんと人に寄り添っていこう、そう決めました(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

出張に向かう仙台空港のロビーにあるラウンジで、こんな看板を見かけました。

売れる看板

今日も、しあわせ。

これからも宮城で。
キリンビール仙台工場発! 一番搾り
伊達な茶屋(店名) 当店の自慢料理と一緒に!


んん……惜しいぃぃぃぃいいいいーーーーッ!!!!

ご当地色を出していて、悪くはない…けど、仙台工場で作っているビールがここにあるという「モノ」が伝わっているだけであり、だからって飛行機に乗る前にビールを飲もうというキモチにもならないし、それによってどんな良いコトがあるのかも伝わって来ません。だからナニ?と思ってしまうだけで終わってしまいます…もったいない☆

コトマーケティング的視点で販促ツールを考えるときに大切なのは、見る人(見込み客)がどんな心情か、どんな状況でそれを見るか、その人のキモチに寄り添って“人・起点”で人を中心に考えてみるコトを大切にしています。

この看板があるのは「空港」という特殊な場所。

想像してみてください。
旅行や出張に行こうとして搭乗時間を待っているときは、これから行く先々で起こるさまざまな出来事やたくさんの楽しい時間に期待感でワクワク・ドキドキしています!
帰り足の人は、楽しかったけど、いつもと違う初めての場所での旅の緊張感から解放されホッとして、いるかもしれません。

キモチは非日常。

これから現地でスグ打合せがあったり、空港到着後に車を運転する人にビールはおススメできませんが、もしかするときょうは移動だけだったり、着いたら公共交通機関で移動するだけの人には、例えばこんな呼びかけをしてみたらどうでしょうか。

(キャッチコピー)
最高の旅にするコツは、今、この瞬間を最大限に楽しむコトですよ♪

(リードコピー)
あなたの素敵な旅は、もう始まっています!!
フライト前のゆったりとした時間に、地元・キリンビール仙台工場直送キンキンに冷え冷えのビール、そしてココ仙台の美味しい食材で、あなたの旅にカンパイと参りましょう♪

ねぇ!!

こう書かれると、旅行に出発する人は「そうだな、一杯いくか♪」となりそうでしょ♪
旅を終えて帰る人は「最後の締めは仙台工場直送のビールと牛タンカレーでいきますか!」なんて思うかもしれませんよね♪

空港ラウンジ専用看板。

どこで飲んでも同じビール。ここで必要なのは、ビールという「モノの看板」ではなく、それをここで飲むコトで【どんな楽しさや嬉しさが手に入るのか】【どんなワクワクしたキモチになれるのか】という「コトの看板」。
そのイメージがリアルであればあるほど、スグ行動につながります。
見ている人のキモチがさらにワクワクすればするほど、購買意欲は高まります。

この看板は、そもそも電照看板ですから書き換えられませんけど、だからこそ、作るときにはもっと見る人のキモチを想像し、推測し、妄想しなければ反応は良くなりません。お金をかけて作っているのに、もったいない…

ボクなら、絶対に手書き看板にします。
だって日々刻々と変わる状況に応じ書き替えられます。さらにはお客さまの反応を見ながら遠慮なく書き替えることができます。それを繰り返していくことによって、反応をドンドン良くさせていくことができますからね!手間はかかりますが、リーズナブルだしね♪

お店や企業なら手書き看板、ぜひ活用して、見る人のキモチに寄り添ってみてください。そして成果が上がるまで遠慮せず、躊躇せず、何度でも書き直してみてください。きっと欲しい反応、欲しい成果が手に入るはずです!
反応があったら、ぜひ教えてね♪報告を楽しみにしています!!

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。