売れるチラシ:ターゲットを絞り込んでキャッチコピーをつくる!

こんにちは。コトマーケティング協会マスターコンサルタントの橋本です。

3年前からフィリピンで印刷ショップを経営することになり、英語に触れる機会が増えてきました。現地のお客様との商談やフィリピン人スタッフとの会話の中で、伝えたいけど表現出来ず、悶々とする場面が少なからずあります。

ですが、ヒアリングは7割近く理解出来るようになって来たものの、スピーキングはなかなか上達しません。せっかくフィリピンで仕事をしているのだから、やっぱり英語で自分の考えていることや感じていることを伝えたい!という思いがムクムクと湧き出てきます。

思い起こせば今から27年前の大学時代に3ヶ月半オーストラリアに英語留学に行った経験がありました。それまで全く英語が話せませんでしたが、毎日英語だけの生活をすると自然と英語への恐怖がなくなり、多少話せるようになりました。

そんな英語漬けの時間を確保出来れば良いのですが、社会人となり、毎日忙しく仕事をしながら英語漬けの生活をすることは簡単ではありません。それでもなんとか英語が上達したいので、通学型の英会話スクールや通信教育を検討しました。

しかし、通学型ではレッスン時間を合わせることがとても難しかったり、通信教育ではスピーキングの相手が居ないので上達しているかどうかがよく分からない、などの不安があり、結局取り組めずにいました。

こんな私でも上達出来る英会話学習法はないかと探していたところ、こんなチラシを発見しました。

売れるチラシ

オンライン英会話のチラシです。

しかし、残念ながら『無料電話スカイプでオンライン英会話』というキャッチコピーでは、私の興味は深まりませんでした。

では、どんな表現なら私の興味を深めることが出来たのでしょうか?
私なりに考えてみました。

オンライン英会話について、少し調べてみると様々なメリットがありそうです。
・24時間いつでも隙間時間に学べる
・画面越しではあるが、先生としっかりと向き合いマンツーマンで学べる
・インターネット環境さえあれば、出張先でも学べる
・プチ留学の気分が味わえる
・今、流行していてかなりの実績がある
・先生方はフィリピン人が多い(これは私だけのメリットですが。。。)
・かなりリーズナブル

このようなメリットを活かして、キャッチコピーを考えてみました。

コトマーケティング的キャッチコピーの書き方の一つに『ターゲットに呼びかける』があります。そして、このターゲットは絞れば絞るほどいいのです。

社会人
→忙しい社会人
→忙しい社会人でも英会話を習得したい人
→その中でも、忙しく時間がなくて挫折経験のある人

こうして絞っていくと、こんなキャッチコピーができあがりました。

社会人になって思うように時間が取れず、英会話上達に挫折したあなたへ
とっておきのやり方をご紹介します!

いかがですか?

私自身は、こんなキャッチコピーが書かれていると、不安解消への期待が高まり、さらに読み進めたい気持ちになります。

このようにターゲットを絞り、その人がどんな状態なんだろうか?そんなことで困っているのだろうか?を考えていくことでさらに絞り込まれてきます。そうしたら、その絞り込んだターゲットに呼びかけてみて欲しいのです。

きっと反応が良くなるはずです!
どんどんチャレンジして下さい!!

橋本 英雄
この記事を書いた人
橋本 英雄
1968年、大阪府枚方市生まれ。
関西大学卒業後、(株)リクルート「ケイコとマナブ」事業部で企画推進営業を経て、アサヒ・ドリーム・クリエイト(株)に入社、2004年代表取締役に就任。1000社以上、リピート率90%の販促ツール製作事業の経験を生かし、2014年マーケティング企画事業を開始。商品・サービス・人・企業の真の価値を共に発見し伝える「真価発伝クリエイター」として活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

コトマーケティング的 視点:値引きの理由はしっかりと2

コトマーケティング協会マスターコンサルタントのツヨシです! 先日、「値引き」について、こんな記事を書きました

「値引きの理由はしっかりと」

で、実はその中で一番書きたいことがあったのですが。。。
それは。。。

初めてのお客様半額!

これやるときは本当に気をつけましょう。

初回割引はNG?
はい。特に店舗の場合は良くない。美容室やエステサロン系に多いですが、確かに新規集客の為だからってわかります。割引のオファーがあった方が、反応が上がるっていうのも良くわかります。

でもね。 いつも来てくださるあなたのお店の大切な常連のお客様は割引しないで、半額につられて来た一元さんだけ半額にしているってことは、お店を応援してくれている常連さんより、次来るかどうかわからない一元さんにパワーを注いでいるってことになりませんか?

常連さんからすると気分良くないですよね。

なんでそんな事分かるかって?

それは。。。

僕が先月やられたから!

 

一年通った美容室なんですけど、ちょうど1年目の時に「一年間の初回30%割引期間が終わったので、今回から通常料金で行かせていただきますね〜☆」って(笑)

値段で選んで通っていたわけではないですが、何かもやっと来ましたね(笑) 一年間割引されていた事も、知りませんでしたし(笑)
それをするんだったら、最初は割引しないで

通っていただいて一年記念!これから12か月は10%割引させていただきます!
お店を好きになってくださってありがとうございます!

の方が、絶対に嬉しいです。

それでももし、どうしても新規集客で割引をオファーにしたいのなら、いつも来てくださっている大切なお客様に「今度新規キャンペーンで○○○円割引するんですけど、いつも来てくださっている○○さんにも特別に渡しちゃいます☆」って、割引券渡してみるのもいいかもしれませんね(笑)

「釣った魚に餌はやらぬ」的な気持ちではいけません。

と、いうわけでもう一度書きます(笑)

売れるチラシのコトーアケティング的視点 「値引きには理由をしっかり書く!」&「新規割引は極力しない!」
新規のお客様を集めることも大切ですけど、今来てくださっているお客様も大切ですからね☆

木下 剛志
この記事を書いた人
木下 剛志
株式会社写楽 代表取締役
1971年生まれ、大阪府東大阪市出身
元フランス料理のシェフという異色の経歴ながら、28歳でデザイナーに転身し2002年、東京に株式会社写楽を設立。「売上を上げるためのデザイン」を追求し、マーケティングをはじめ、心理学や行動経済学を取り入れた販促セミナー、企業コンサルティングや、販促ストーリーの企画、デザイン制作物は多くの企業に評価されている。
また「デザイナーにこそ、マーケティングの力を」との想いから、全国のグラフィックデザイナー、WEBデザイナー向けに特化したコトマーケティングセミナーを開催している。
2016年コトマーケティング協会 マスターコンサルタント認定

売れるチラシ: 値段以上に大切なコトを伝えよう♪

先日、夏風邪をひいて、出張先で熱を出してしまいました。
そんなときに限って持っているのは胃薬…もちろん飲みません、だって風邪の症状に関係ないですもんね(笑)
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

そんな中、また不思議な新聞折込チラシを見つけてしまいました…嬉しい(笑)

(おもて面)

ふすま貼替え 本日より3日間受付 午前7時より先着100名様限り
新鳥の子紙(しんとりのこし)1面1,800円のところ⇒ 1,600円 現金特価 税抜
糸入り無地1面2,200円のところ⇒ 2,000円 現金特価 税抜
●●●●では襖の張替えで諸経費は頂いておりません
Tポイントサービスはじめました 畳・襖の張替でTポイン襖トが貯まる!貯まる!

(うら面)
売れるチラシ

たたみ 裏返し1帖 2,200円のところ 2,000円 現金特価 税抜
表替(四川表)1帖 2,700円のところ 2,500円 現金特価 税抜
国産(熊本県八千代市)の畳表も5,000円より
●●●●では畳の張替えで諸経費は頂いておりません


200円安くしてくれてもオトク感ありませんからぁぁぁぁああああ!!!!

これでお客さまから注文が来るなら良いのですが、きっと反応は良くないはず…だって専門用語が多く、とってもムズカシイ…。まして、ふすま・畳を交換する必要性のない、するつもりのない人にとっては、まったく関係のない内容になっています。

「あの部屋のふすま、少し傷んでいたな…」
「そろそろ畳も替えなくちゃ…」

ココロのどこかで消極的にそう思っている人や、その必要性に気づいていない人もたくさんいるはずなのに、そんな人たちにとってこのチラシはあまり関係ない内容です…これって本当にもったいない…

●「本日より3日間受付 午前7時より先着100名様限り」
「先着100名」という場合、並んででも絶対に手に入れたい衝動に駆られるほどとってもオトク!といったイメージですが、「先着100名だけ200円引き」って、それじゃあこのチャンスにふすま貼替えよう!…って思いません(笑)

●「新鳥の子紙」「糸入り無地」
この業界ではスタンダードな商品なのでしょうか、全くわかりません…

●「襖(畳)の張替えで諸経費は頂いておりません」
えっ、普段は諸経費って別にかかるの?この業界では常識?通常はいくら?サービスしてますよと言いたくて載せているのでしょうけど、かえってコワイ感じがしてしまいます…

●「畳・襖の張替でTポイン襖トが貯まる!貯まる!」
これはプラスアルファーの情報で、行動の直接的な動機には繋がりません。そもそもターゲットにしている人たちがTポイントカードを持っていないような気が…

お客さまは、値段さえ下げれば喜ぶのでしょうか?

価格が1円でも安い方が良い、という人に来てほしいならそれもありでしょうけど、そういう人は他にもっと安いお店が出来るとスグ移ってしまうもの。だって安い方がスキなわけですからね。

値段以上に伝えなければならない大切なことが、実はもっとたくさんあります。

もしボクがこの会社からチラシ制作を依頼されたとしたら、コトマ―ケティング的視点を取り入れて、まずはキャッチコピーと説明文をこんな風にします。

(キャッチコピー)
畳をダニの温床にせず、カビやダニ・ノミの繁殖を抑えるために、3年に一度は畳替えを!

(説明文)
畳を替えると、衛生的で見栄えが良くなるばかりじゃなく、新しい草の良い香りによるリラックス効果・断熱効果・超音効果・空気清浄効果・お子さまの集中力アップなど、さまざまな良い効果が期待できるんです♪
それにもうひとつ、畳替えを行うことで自ずと部屋の片づけが出来てしまうというメリットも!
新しい畳とキレイになるお部屋!!
目安は3年に一度!
「裏返し」「表替え」「新床取り替え」など状況に応じてそのやり方もさまざま。ぜひ一度、プロである私たちのご相談ください。専門用語で畳みかける(笑)ようなことはしませんので、ご安心を!分かりやすくご説明しながら、日本人が大好きな畳の部屋の良さを一緒に取り戻して参りましょう♪

ね!!悪い感じ、しないでしょ!

キャッチコピーには「知らないコトを教えてあげる」というコトマーケティングの手法を使いながら、見る人の興味を喚起し、値段以外の大切なコトをぜひ伝えてあげてほしいのです。

そもそも一般の人は、畳の表替えにかかる費用がいくらぐらいなのかなんて、ほとんど知りません。それなのに200円引くと言われても、それがオトクなのかどうなのか、全然判断できません。だから注文しよう、とは思わないわけです。

値段よりも、知りたいのは『畳を替えるとどんな良いコトがあるのか』『どんな「不」(不便・不満・不都合などのマイナス要素)を解消できるコトがあるのか』

畳のヘリが擦り切れていたり、湿っぽかったり、何だかカユイ感じがしたり…そんなうすうす自覚症状から目をそむけている人に対して、畳を替えるメリットを伝えることで気づいてもらい「一度相談してみよう」「一度見積りを取ってみよう」と行動につなげていくわけです。

値段以上に大切なこと…それはもっとお客さまに役に立つ情報だったり、お客さまの問題や悩みを解決できるノウハウです。あなたのお店や会社の中になる、お客さまが知りたい情報を販促ツールに乗せて、シッカリ伝えてあげてください。反応は、きっとこれまでにないほど良くなってきますよ♪

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

売れる手書き看板:お客様の心を動かすメッセージを!

こんにちは。コトマーケティング協会マスターコンサルタントの橋本です。

先日、まだオープンして3ヶ月の居酒屋を経営するオーナーから相談を受けました。『オープン当初は珍しさもあって、新規のお客様がよく来てくれたけど、最近なかなか入ってくれない。なにか出来ることはないかな~』

立地は郊外の駅近、通勤帰りのサラリーマンやOLさんが主なお客様。 新規のお客様を獲得するためには、店頭看板が貴重な広報手段になります。

そこでどんな看板を出しているのか見せてもらいました。

売れる手書き看板

店頭でよく見かける看板です。
『本日のオススメ!!』の後に商品名と価格が並んでいます。

残念ながら、モノがあふれる時代の今、モノやサービスは誰も欲しがっていません
ですから商品名の書かれた看板ではなかなか入店しようという気持ちが起きないのです。
知らないお店だったらなおさらです。

そこでコトマーケティング的『反応が上がる手書き看板』の書き方である『入店する理由を伝える』看板創りにチャレンジしました。

お客様がどんな時にお店に入りたくなるのかを徹底的に考えてみました。
オーナーと話をして、お客様にとって新しい発見に繋がることはないかを一緒に探しました。

新規集客に困り、お客様を増やそう!お客様に喜んでもらおう!と常日頃から工夫されているオーナーさん、さすがにネタはいっぱいありました。

そんなオーナーさんと一緒に創った看板がこちら。

売れる手書き看板

わがまま聞きます☆
裏メニュー食べたくないですか?
自分で考えてみて下さい!料理長全力でtryします!
社長をみつけて サービスしてもらってみては?
勇気を出しておねだりしよう!

『裏メニュー』という常連さんしか知らない新しい発見に繋がる情報を教えてあげるメッセージを打ち出しました!

効果はテキメン!
新規顧客が約2倍になりました。

商品やサービスではなく、お客様が入店したくなる新しい発見を教えてあげるコトで、伝わり方が大きく変わったのです。その後はアルバイトの方が日替わりでお客様の心を動かす入店したくなるメッセージを書き、新規集客に繋げています。

ぜひ皆さんもコトマーケティング的『売れる手書き看板の視点』を参考にして、魅力的な看板創りにどんどんチャレンジして下さい!

橋本 英雄
この記事を書いた人
橋本 英雄
1968年、大阪府枚方市生まれ。
関西大学卒業後、(株)リクルート「ケイコとマナブ」事業部で企画推進営業を経て、アサヒ・ドリーム・クリエイト(株)に入社、2004年代表取締役に就任。1000社以上、リピート率90%の販促ツール製作事業の経験を生かし、2014年マーケティング企画事業を開始。商品・サービス・人・企業の真の価値を共に発見し伝える「真価発伝クリエイター」として活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。

コトマーケティング的視点:一緒に練習しませんか?その2

こんにちは!コトマーケティング協会マスターコンサルタントのツヨシです!

またしても協会の仲間向け記事でございます。
前回の記事ではキャッチコピーの練習をしましたが、
コトマーケティング的視点:一緒に練習しませんか?その1

今回はもう一歩踏み込んでみます。

上級編:チラシアドバイザーになってみる

これは複数名で行うと良い練習法で、Jr,コンサル講座以上を受講された方にオススメですが、アドバイザー講座しか受講されていない方にもすごく良い練習になります。

話は変わりますが、僕個人的な考えで「知識の段階」って、4つあると思っています。

知識の段階

知らない→知ってる→使える→教えられる

この考えでいくと、教えられるようになって初めて「身についた」と言えるのではないでしょうか? なので、この練習法は「モノ売りをやってる人」に「コト売り」の重要性を理解してもらい「コト売り」を選んでもらう方法です。

  1. まず、お客様役とアドバイザー役に(3人以上の場合は、口を出さない第三者役に)分かれます。
  2. そしてお客様役が自分で適当に選んだチラシを持ってきて「最近チラシの反応が悪くなってきて、どうすれば良いですか?」と、アドバイザー役に聞きます。
  3. アドバイザー役はそのチラシを見て、どんな風に改善したら良いかを、コト売りの話を交えつつ、お客様役に教えます。
  4. お客様役が「それなら反応が上がりそう!」と思えば終了。
  5. 最後にお客様役が「お客様としてどう感じたか」を、第三者役が「俯瞰で見てどうだったか」を、みんなで話し合います。

たったこれだけ!
でもね、これ慣れるまで結構練習が必要なんですよ(笑)

自分ではコト売りを理解して使えていても、人に伝えて理解してもらうのはなかなか大変。ましてやお客様役は「モノ売り」で良いと思っている設定なので、なぜモノ売りは良くないのかを、お客様役をできるだけ否定せず(怒らせないように)説明し、どう変えたら良いかを一緒に考え(お客様の中から引き出す)て、修正案の方向性まで完成させる。

最初のうちは「コトマーケティング」を、押し売りしようとしてしまうかもしれません(笑)
僕がそうでした(爆)

でも回を重ねると、誰でもできるようになるから不思議ですね(笑)
アドバイザー役だけでなく、お客様役も「お客様の立場に立つ」ことがすごく勉強になりますし、第三者役も「俯瞰で見る」のが、とても良い勉強になります。

うちの会社では「朝練」と称して、スタッフ同士が朝礼前に毎日やっています。興味があればいつでも見に来てくださいね〜☆
実は先日、コトマ仲間の社長が会社のスタッフと一緒に練習しに来てくれました♪

練習風景

最後に。
努力って言葉、僕はなんか痛ましくて好きじゃありません。
でも実際に技術って、回数をこなした人だけが身につけられるものだと思います。
だから練習も「どうすればもっと楽しくできるか?」を、みんなで一緒に考えながらやってみると良いんだなぁ。と、いつも考え、楽しくできる方法を探しています。

なんて考えてたら、講座の最後にいつもお話しする。
「出来ない理由」よりも
「出来る方法」を考え行動しよう
を思い出しました(笑)

コトマーケティングを体験したことがないアナタ!
楽しく「出来る方法」を考える一番の近道はこちらです!(笑)
コトマーケティング アドバイザー認定講座

すぐに活用できる、マーケティングの資格が手に入ります!

 

木下 剛志
この記事を書いた人
木下 剛志
株式会社写楽 代表取締役
1971年生まれ、大阪府東大阪市出身
元フランス料理のシェフという異色の経歴ながら、28歳でデザイナーに転身し2002年、東京に株式会社写楽を設立。「売上を上げるためのデザイン」を追求し、マーケティングをはじめ、心理学や行動経済学を取り入れた販促セミナー、企業コンサルティングや、販促ストーリーの企画、デザイン制作物は多くの企業に評価されている。
また「デザイナーにこそ、マーケティングの力を」との想いから、全国のグラフィックデザイナー、WEBデザイナー向けに特化したコトマーケティングセミナーを開催している。
2016年コトマーケティング協会 マスターコンサルタント認定

コトマーケティング的視点:一緒に練習しませんか?その1

 

こんにちは!コトマーケティング協会マスターコンサルタントのツヨシです!
今日は、協会の仲間たち向けにコトマーケティングの練習方法をお話しします。
ん?マーケティングの練習って何をどうするの?って思われるかもしれませんが、うちの会社で長くやっている練習方法で、繰り返せば結構実力がつきますよ☆

初級編:キャッチコピーの練習

一人でもできる練習法です。基本的に毎日ポストに入ってくるチラシやDMなんかを使います。枚数は多ければ多いほうがいいですね。

方法は簡単!それぞれのチラシやDMのキャッチコピーを考えるだけ!多くのチラシは、モノ売りになってしまっているので、コト売りのチラシに変えるのは簡単です。
アドバイザー講座で学んだ「キャッチコピー5つのポイント」の中から、一番合うのを選んでキャッチコピーとリードコピーを考えてみてください。お客様の声を使ったり、知らないことを教えてあげたりする部分は想像でやってみましょう☆


売れるDM

引き出し式電子冷蔵庫、大量入荷!

寝室に冷蔵庫を置きたいけど、
動作音で躊躇してるアナタ!


売れるDM

他社より断然安い!安心お得な定額パック!

廃品回収って正直不安だったのよね〜


売れるDM

贅沢フェイシャル 10回コースが12000円で

当社のエステティシャン50人が厳選した
5つの最強コースを体験価格で!


一人一人に情熱指導!

私の娘もここに入れたい。(塾長談)


売れるDM

肩、腰、膝、疲れ

ご存知ですか?
5歳若返る骨盤調整を


 

いかがでしょう?
アドバイザー講座を受講された方ならわかると思いますが「キャッチコピー5つのポイント」を順番に全部使ってみました(笑) 今回は1枚のチラシに対して1つのポイントで作りましたが、1枚のチラシに対して5つのポイントで一つずつ作ったり、仲間とキャッチコピーを出し合ったりすると「コト」が多角的に見つけられて面白いですよ。

『この仕事は、誰の、どんなお手伝いができるんだろう?』って視点で考えると簡単に出てくるようになってきます。自社の販促物だと内情を知りすぎてしまって頭が固くなりやすいですから、練習は他社の販促物を使うのがミソ

どんどん回数をこなしてみましょう!キャッチコピーを探すのは、新しい価値を探すこと。繰り返しやることで『モノの価値』の中からターゲットを見つけ出して『コトの価値』に変換することが、すぐできるようになってきます。

電車の中吊り広告や、看板なんかでも試せるので是非やってみてくださいね!

 

 

木下 剛志
この記事を書いた人
木下 剛志
株式会社写楽 代表取締役
1971年生まれ、大阪府東大阪市出身
元フランス料理のシェフという異色の経歴ながら、28歳でデザイナーに転身し2002年、東京に株式会社写楽を設立。「売上を上げるためのデザイン」を追求し、マーケティングをはじめ、心理学や行動経済学を取り入れた販促セミナー、企業コンサルティングや、販促ストーリーの企画、デザイン制作物は多くの企業に評価されている。
また「デザイナーにこそ、マーケティングの力を」との想いから、全国のグラフィックデザイナー、WEBデザイナー向けに特化したコトマーケティングセミナーを開催している。
2016年コトマーケティング協会 マスターコンサルタント認定

売れるDM:見る人のキモチに寄り添う♪

この夏、仙台は何だかずっと雨が降っているような日々…天候や自然環境は受け入れる以外にありません、だって自分のチカラじゃどうにもできませんもんね!
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

ときどきこういった飲食店からのDMが送られてきます。

売れるDM

7周年記念のご案内  17th Anniversary
3日間4,000円飲み放題(90分)にてサービスさせて頂きます。
ぜひご来店くださるよう心よりお待ち申し上げます。
~ボトルサービス~
11,000円→5,000円
21,000円→14,000円
(手書き文字で)
米谷さん、ご多忙かと思いますがぜひお顔を見せて下さい。

手書き文字、温もりが伝わって悪くはないのですが…


急にそんなコト言われてもぉぉぉぉおおおお……

そもそもボクは、この手のお店はほとんど全く行きません。
取引先の方に連れられて行くことがほとんどで、自分から望んで能動的に積極的に行くことはまずありません。

だからこういったDMが送られてきても、いつ行ったか、場所はどこか、どんなお店だったか、どんな人たちだったか、まして本当に行ったのかどうかすら記憶ナシ…。
お店のママに対して名刺ぐらい渡しますが、だからってこんなDMが急に送られて来ても、まず行くことはありません。

そもそも、17周年記念って、お店の行事ですよね。
ボクには全く関係ないしね。

●4,000円飲み放題なら、居酒屋では食べ物もかなり出てお腹いっぱいになる
●ボトル11,000円が5,000円に、21,000円が14,000円になるという意味が不明
●17周年と言われても、ボクがこの店に行ったのは近頃で、長い付き合いじゃない
●行くコトで嬉しいのは、ボクではなくお店の側

わざわざ行く理由が全く見当たらない…だから行かないわけです。

それがもし、こんなDMならどうでしょうか?

(キャッチコピー)
オトナには、見栄を張らねばならぬ夜もあります、もんね★

(リードコピー)
大切な方との食事や打合せの後に「じゃあもう一軒」となったとき、その人をもっと楽しませよう、楽しかったまた行こう、と思ってもらえるような、少し見栄を張れるようなお店のひとつやふたつ、必要なときもありますね、オトナですからね。
あなたにとって、そんなお店のひとつになりたい…私はそう考えています。
もちろん、少し疲れたとき、嬉しいコトがあって一人でもう一軒飲みたい気分のときなどにも来ていただける存在になれるなら、こんなに嬉しいコトはありません。
お店も丁度17年目。人に例えるなら大人への過渡期。
この機会にもう一度原点に戻り、あなたにとってお役に立てるお店であり続けられるようさらに努力して参ります。
とはいえ自分のお店のコトは自分では見えないもの。あなたにとって私たちは何が出来るのか、もっと喜んでいただくためにはさらに何をどうしたら良いのか、などを教えていただけましたら幸いです。
17周年の記念に心ばかりのサービスも準備しておりますので、この機会にぜひお立ち寄りいただけたら嬉しいです。あなたとのご縁が、さらに末長く続きますように。

そして手書き文字部分も「お顔を見せて下さい」だと売込みっぽく感じるので…「米谷さんにお会いしたい気持ちは山々ですが、お忙しいでしょうからどうぞあまりムリなさらずに…。でもお会いできたら、月まで飛んで行くほど嬉しいです」(笑)

どうですか?こうなると、イメージは全く違いますよね!!

確かに見栄を張らなきゃならないときもあるよなぁ、自分は帰りたくても「もう一軒」と言われたら断れないしなぁ、そんなときにその人を楽しませられるようなお店があったら都合は良いし自分一人でフラッと飲みに行けるお店というのも悪くない…と思ってしまいます。お客さまのお役に立ちたい、もっと喜んでほしい…というのも悪い気持ちはしません。
この手のお店のほとんどは、今回のようなDMしか送って来ませんので、そう書かれると、何だか一所懸命に自分のキモチを察してくれようとしている、寄り添ってくれている、そう思ってしまい、じゃあ一度あらためて行ってみるか…って気持ちになって来るから不思議です。
17周年はもう、ひとつのきっかけや口実でしかなくなっていますからね。

ビジネスにおけるターゲットは、全員「人」。
だからこそ伝えたい人の視点で、その人のキモチになり、その人のキモチに寄り添うコトで共感共鳴が生まれ、行動してもらうことが出来るようになるわけです。

まして自分の都合の発信になっていたり、モノのスペックや価格の訴求になっていては、モノが行きわたり、価値観が多様化し、情報が多くなっている現代社会ではなかなか選んでもらえません。

見る人のキモチに寄り添う情報発信、いつも意識してみてくださいね。

 

米谷 仁
この記事を書いた人
米谷 仁
1961年、宮城県仙台市生まれ。
広告代理店デザイン室(東京)、印刷会社企画室(仙台)を経て独立。以降『売れるデザイン』『人が思わず反応する販促ツール』をつくるために実験を重ねる。精度をさらに高めるため、2010年有限会社感動販促研究所設立。草食系マーケティング・デザイナーとして企画、デザイン、講演、執筆、コンサルタントとして活動し、2016年コトマーケティング協会マスターコンサルタントに。