売れるDM: ターゲットを絞り、寄り添い、呼びかける♪

この時期は一年のうちで一番暑い…。いくらみちのくとはいえ、連日32℃~37℃、人の体温並みの暑さが続いています★
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”(…ってこの時期は日に近づきたくありませんが…)コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

事務所に届いた、いわゆる「タウンプラス」と呼ばれるDM。
顧客リストがなくても、近所のポストに届ける郵便局のサービス。

「仙台市若林区にお住いの皆さまへ」

なるほど~、顧客リストはないけど地域の人に届けたいので媒体の選定は的確だと思います、まずは近隣の住人や、そのエリアにある事業所で働いている人をターゲットにしたいわけですからね。

で裏面は…

薬事法の規制などもあり、病院の特徴や“ウリ”について、なかなかプッシュしにくいのは事実。
ですので、ココでは表面のごあいさつについてチェックしてみたいと思います。


(キャッチコピー)
暑中お見舞い申し上げます。

(ごあいさつ文)
暑さが厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
地元の皆さまに支えられ、●●区●●町の党員に続き、この●●区にも6月より開院させていただき、誠にありがとうございます。
当院では治療はもちろん、歯周病や虫歯の予防対策のご相談もお受けしています。
気温の変化が激しい時期ですので、どうぞご自愛ください。
不安を抱えていらっしゃる皆様が、安心してご来院いただけますよう、スタッフ一同笑顔でお待ちしております。


なるほど、悪くはありません。
2つ目の病院だというコトで安心感を伝えています。
予防の相談も受付しているというコトで歯科医療に対する姿勢も伝えようとしています。

でも、惜しい…

せっかくタウンプラスでエリアの人々に発信しているのに、これだけだと、地域に新しくできたこの歯科医院に行く理由がよく分かりません。
だって歯科医院って、行かなくて済むものなら行きたくない場所。あまり興味もない。
だからもしかするとせっかくDMを送っても、全く目に入っていないのかもしれません。
結果として、全く反応の悪いDMになってしまうわけです。

もしボクが作るとしたら、このシナリオをちょっとだけ変えてみます!
もちろん、まったく依頼などされてはいませんけどね…(笑)


(キャッチコピー)
歯医者になんか行きたくない!!というあなたへ!

(リードコピー)
それ、とっても正しい考え方だと思います。
シッカリ予防して、歯医者になど無縁でいてください!

(ごあいさつ文)
こんにちは、6月にこの地で開院した●●歯科医院・院長の●●と申します。
「歯医者なんて、行かなくて済むものなら行きたくない」…ですよね、わかりますそのキモチ!私も小さい頃にかなり痛い思いをして、歯医者が大キライでした。「痛くない歯医者があったらなぁ…」そう思ったのが、歯科医を志したきっかけなんです。
何とかその夢がかない、痛みのない歯科治療が出来るようになりましたが、多くの患者さんと接している中で一番大切なのは、実は虫歯にならないための“予防医療”であるというコトに気がつき、現在はそこに一番力を注いています。
いつまでも自分の歯でモノを食べられる嬉しさ。健康長寿の現代社会だからこそ、歯を大切にしていただきたい…心からそう願っています。
まずは一度、歯の健診に来てください。明るいスタッフたちとともにお待ちしています!
(スタッフと一緒に、先生の笑顔の画像を掲載)


ねっ♪ 印象が全然ちがうでしょ!!
少しシナリオを変えただけ。

(Befor)
開院ごあいさつ ⇒ 業務内容説明 ⇒ 行動を促す

(After)
開院ごあいさつ ⇒ 見る人のキモチに寄り添う ⇒ 歯科医になった理由 ⇒ 歯科医としての気づき ⇒ 問題解決方法を提示 ⇒ 行動を促す

そうなんです、新しい歯科医院ができたからといって、できれば行きたくなんかありません。痛いし、お金と時間がかかりそうだし、何となく怖そうで、もう不安だらけ…。

そんな人々のキモチに寄り添い、ひとつひとつ不安を解消してくれて、高い技術もさることながらなぜ開業したのか、どんな考え方で治療に当たっているのかなどの熱い思いが伝わって初めて共感が生まれ、それなら…と行動に移すようになるわけです。

コレ、何も歯科医院に限ったことではありません。

飲食店も、ガソリンスタンドも、コンビニも、B to Bをメインとする企業だってそう。
人はどこで買ってもイイし、どこからも買わないという選択があります。

でもできるなら、思いに共感できる“プロ”に依頼したい、どうせ買うなら誰よりもそれが大好きで誰よりも詳しい人から買いたいと思っています。そしてそんな人を応援したくなるものなんですよね。

ターゲットを絞り込み、その人たちのキモチに寄り添い、プロとしての意識と情報を持ちながら直接呼びかけていく。
それが販促ツールの反応を良くする基本です。

暑中お見舞いだって立派な販促ツール。
どうせ暑中お見舞いを送るのであれば、ただのごあいさつで終わらせず、暑いこの夏だからこそ熱い思いをシッカリ伝えて、人々に喜んでいただきながら成果を上げて参りましょう、盛夏だけに…♪

 

 

売れるDM: 共感を作り出せたら反応が上がる♪

季節の境目は暑いような日があったり、スッゴク寒かったり、まるで迷っているようですが、今だからそう感じるのであって、実は一年中、そんなコトが続いているのかもしれません。
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

「六歌仙 蔵参観2018」

山形県東根市にある造り酒屋から毎年届くイベント案内のDM。
ここは“六歌仙”や“雄町”といった地酒が人気の酒蔵で、蔵元とお客さま(ファンや地域の方々など)の交流を図りながら楽しんでもらい、お酒の試飲もしてもらいながら販売もしようという内容です。

売れるDM

売れるDM

以前、行ったコトがあるのですが、遠慮のない山形弁で説明してくれる「酒蔵探訪」や「きき酒コーナー」「酒バトル」といったお酒に関するイベント、「マグロ握り振る舞い」「山形のおいしいもの販売」などがあったりして、参加者が楽しめる内容がたくさんあります。

そんな中、気になるコトバ発見!

売れるDM

“蔵の隠し酒”~純米吟醸 雪中蔵囲い生酒~

何のコト?

蔵元でかなりチカラを入れて押している感じは分かりますが、内容があまり伝わってきません…。
よくよく読んでみると、こう書いてありました。

雪中にてゆっくりと熟成させました。
お米の旨味が雪解けを感じさせるお酒です。

美味しそうだし、かなり魅力的じゃないですかぁぁぁぁああああ!!!!

蔵元でイチ押しなはずなのに、多くの人に伝えたくて大きく打ち出しているのに、書いてあるのは…

「この風土にしかつくれないもの」

そんなイメージっぽいキャッチでは、全く伝わりません★
よくよく見ないと気づかないぐらい、小さい説明しかないのも実にもったいない…

これをコトマーケティングの視点でプッシュするなら、こんな感じ!


(キャッチコピー)
ご存知ですか?
山形の雪が、地酒の旨味を引き出すことを!!

(リードコピー)
秋に仕込んだ日本酒を、山形のありあまる雪の中に埋めました。
厳しい冬を雪の中に抱かれて過ごすことにより、熟成した美味しい日本酒になります。
今年もそれを掘り出す季節がやってきました!
ときは、春爛漫!!この喜びに満ちた旨味を、ぜひお楽しみください♪
【純米吟醸 雪蔵囲い生酒『蔵の隠し酒』】


ねぇ、伝わり方・見え方・感じ方の印象が全く変わるでしょ!!
こう書かれたら、日本酒好きの人ならどんな味なのか試してみたくなりますよね!

コトマーケティングの伝わるキャッチコピー『知らないコトを教えてあげる』で見る人のキモチをつかみ、リードコピーで共感してもらうわけです。

もしイベントに参加できなくても、このお酒だけ購入したり、飲み比べのために何種類か注文したり、一番の狙いでもある頒布会に申し込む人が増えるはず。
あるいは都会に住む山形県出身の方は、ギュッと反応してしまうかもしれません!

自分が言いたいことを、ただストレートにそのまま伝えても、なかなか伝わりません。

伝えたい人は、誰なのか。
その人は、何に興味があるか。

見る人の共感を作り出すことが出来なら、反応は良くなります。
自分の言いたいことをシッカリ伝えるためには、まずターゲットのキモチに寄り添い、その人たちに共感してもらえるようなシナリオで伝えることが大事です。

自分自身がどう言われたら共感してしまうか、ぜひ考えてみてくださいね~♪

 

コトマ事例:良い商品なのに売れない

こんにちは、コトマーケティング協会 マスターコンサルタントのツヨシです!
僕は基本的に甘いものはそれほど食べないのですが、苦めのコーヒーを飲んでいる時とお酒を飲んでいる時は欲しくなります(食べてるやん!)

先日、週末なので家でゆっくり飲もうかと、コンビニでお酒とつまみを探していたのですが、その時ふと目に止まったのが、このお菓子。

売れるポップ

クイニーアマン。

今から20年ほど前に軽くブームになったお菓子なんですが、皆さんご存知ですか?
実は僕はブームに乗りそびれて、食べたことがなかったんですよ(笑)
元料理人として「知らない食べ物が有るなんて、これはいかん!」と何気なく買って食べてみたところ。。。

めっちゃ美味しい〜〜!!!

バターたっぷりのクロワッサンのような甘みと塩味が効いた風味のデニッシュに、カラメリゼされたパリパリの飴が表面をコーティングしています。

売れるポップ

初めて食べましたが、これ本当に美味しいです!!

でもね〜

非常にもったいない!!

だって、こんな感じで陳列されてるんですもの。

売れるポップ

ドーナツコーナーに有ったのですが、周りの賑やかなドーナツの中で、素朴な見た目のクイニーアマンが完全に埋もれてますね(笑)
店長さんに聞いてみたところ、全然売れていなくて入荷をやめようと思っていたそうです。

商品は良いのに、それが全く伝わっていない!!
こんな時こそコトマーケティングですね☆

と、いうことで。

カナさん

またしても書いてもらいました!
コトマーケティング ジュニア・コンサルタントの山口です!

で、書いてくれたのがコレ

売れるポップ

今回は看板からの

ポップ!

もちろん結果は
コト売りなし →15個/週
コト売り1週目 →70個/週!
コト売り2週目 →80個/週!!

大成功!
なんと売上500%以上アップ!!

素晴らしい!店長さんも大喜びでした。
なんでもこんなに売れると思わなかったので、発注をためらっていたそう(笑) そしたら朝の9時には売り切れていたんですって!
僕も買えなかった〜!(笑)

 

で、実は今回、別の店舗で同じ期間試してみたんです。
『コトのポップ』では無く、良くある『モノのポップ』だったらどうなのか?

それがこちら!!

売れるポップ

完全に埋もれております(笑)

結果は
前週より、3個ほど多く売れたそうです。
ただポップを書けば売れるわけではありません。
やっぱり書き方も大切ですからね!!

 

さて、世の中には『良い商品(サービス)なのに売れない』なんてこと山ほどありますよね。

でもそれは価値が伝わっていないだけ、もしくは伝えていないだけかもしれません。何もしないで廃番になる前に、一度踏み込んで考えてみませんか?

・どうすれば、お客様にその商品の価値が伝わるのか?
・どうすれば、興味を引き手に取ってもらいやすくなるのか?
・そして、どうすれば買って貰えるのか?

それが良い商品、サービスならなおさら
価値をお客様に伝えないのは、お客様に対して失礼なこと
だと僕は考えます。

 

お客様に価値が伝わり、もっと楽しく良い商品と出会え喜んでもらえる。
それらを考え、誰でも活かせるようになるのが、コトマーケティング。
すぐに活用できるマーケティングの資格が手に入ります。

 

 

売れるDM: まず最初に【コト】を伝える

寒いーーーーッ…という日もあるけど、あったかい~~~~♪って日もあって、まさに三寒四温、長かったみちのくの冬も終わり春がやってくる!!そんな予感が漂っています。寒くない、暖かい、もうそれだけでも十分に価値を感じますよね~◎
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

仕事柄、世の中に出回っている販促ツールの現状を知りたくて、いろいろなお店やメーカーなどで住所や名前をドンドン登録し「DM送付希望」に二重丸をつけています。本当に買う気がないわけではありません。一般消費者であるボクのキモチを揺さぶるようなコトが書いてあれば、もしかしたら買うかもしれません!

そんな中のひとつ、住宅メーカーからダイレクトメールが送られてきました。分譲住宅オープンハウスのお知らせ。市内・近郊4か所に8つのモデルハウスの現地見学会を開催しているから来て、という内容です。

売れるチラシ

「いい家8軒(はっけん)フェア」

 

どうだ、やったぜこのキャッチコピー!!

メーカー側からすればそんな感じかもしれませんが、残念ながらあまり伝わってきません(笑)。来場特典として各会場先着10組、アンケートを記入すれば1,000円分のQUOカードをプレゼントする…というのも突っ込みどころ満載ですがまぁイイでしょう。

これらのDMの中に、実は驚くべきものが封入されてきました★
それはナント!!

売れるチラシ

【物件期間限定クーポン】200万円・100万円割引券

スゴクないですか!?
いきなり200万円割り引いちゃうんですよ!!

これを見た瞬間「本当はいくらの家なの?」って思っちゃいますよね、だって誰も何も言っていないのに200万円値引きするって…
よっぽど売れないか、あるいはどうしても期間中に売上が欲しいか、どちらかなんだろうなぁと思ってしまいます。
4,380万円から200万円引かれても、あまり安くは感じませんけどね…(笑)

メーカー側はきれいな写真と物件の詳細内容を載せて、来場特典・成約特典をつけて、さらには200万円も割り引くんだから、きっとお客さんがたくさん来て、家も売れるに違いない!!…と思っているわけです。
でも見る側からすれば、特典があるから、割引があるから、というのが住宅を購入する理由にはなりません。

このギャップ…

売る側の都合ではなく、お客さまが何に興味があり、どんなことに困っているか不安を感じているかを考え、そこにアプローチしなければ、きっと反応しません。

このDMをコトマーケティングの視点で考えるなら、例えばこんなアプローチはどうでしょうか。

 


(キャッチコピー)
この会社で家を建てた人たちは、みんなしあわせになっている!!
●●ホームに決めた理由はそう確信したからです。
(□□市/○○○○さま)

(サブキャッチ)
お客さまが欲しいのは、立派な家・おしゃれな家・リーズナブルな家ではなく「家族としあわせになれる家」。
私たちは、あなたの夢の実現のお手伝いをさせていただきたいのです。


 

こんな風に書かれていたら「ナニ?どういうこと?」と気になりますよね!
【お客さまの声をそのまま使う】キャッチコピーにして、同じような思いや立場の人たちの共感を誘います。

その上で…

何かとお金がかかる住宅の購入…少しでもその負担を軽減させていただければと、以下の特典を準備させていただきました!!どうぞ遠慮なくご利用ください!
====================================
① ご来場特典⇒
② ご成約特典⇒
③ さらには●月●日までにご成約の方に【200万円割引券】進呈!
====================================

ねっ!!印象が全然違うでしょ!

特典や割引きする→だから買って
…ではなく
住む人がしあわせになる家がある→少しでも応援したいから特典や割引きを準備

こんな順番でアプローチをしていくことが大事なわけです。
売りたいのはコチラの都合。お客さまには無関係。
「売りたい売りたい」「買って買って」といっても、モノが売れるわけではありません。

まず伝えるのは【コト】、その次が【サービス・モノ】

その商品やサービスを手にすることで、お客さまにどんな【良いコト】【しあわせなコト】【問題課題を解決できるコト】があるのかを最初にシッカリお伝えし、その後で準備しているサービス内容を紹介して、行動がしやすいように後押しするわけです。

この順番を間違えずに伝えるのが、反応の良い販促ツールづくりの基本です。
ぜひ実践してみてくださいね~♪

売れるDM:熱い思いに共感してもらう♪

「あなた口数は多いけど、コトバが足りないのよ」
ガールフレンドにそう言われました。得意気に長々と喋っても、コトバに思いがこもっていないから伝わってこないの…って、なかなかキビシイですね★
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

みちのくの秋は、おいしい食材やお酒がいっぱいあって、楽しみが多い季節!
そんなとき、よく行く居酒屋さんから「三周年記念のご案内」のDMが届きました。

売れるDM

三周年記念のご案内

(お礼のごあいさつの後に)
日頃の御礼としてささやかな「福」をプレゼントしたく、ご来店の方に生ビールまたはお好きなお飲み物を一杯サービスさせていただきます。
何とぞ皆様お誘いあわせの上…云々

後は地図と店名・店主名・住所などの情報、で終わり…
んん…★


スッゴク元気な、感じ良い親方(店主)らしさが全く伝わってきませんが…★

●感謝していると書いているものの、どこからか持ってきたような文章
●どんな思いで開店したのか
●それまで、それ以降、どんなことがあったのか
●なぜ、三周年に来てほしいのか
●そのことで来る人にどんな良いコトがあるのか
●これから具体的に何を、どう、やっていこうとしているのか
●このサービスはいつまでなのか不明

これらがほとんど何も書いてなく、思いが分かりにくい…
ありがとう、と言ってるのに、どうも不親切な感じ。
もちろん僕もよく知っていて、元気良く料理もおいしくて、話していてもとってもキモチの良い、つい応援したくなるような親方で、スタッフの接客も抜群のお店なのに、それも全く伝わってこない淡白な作り方…親方どこか体調でも悪いの?と思ってしまうほど(笑)
本当にもったいないです★

三周年記念。伝えたいのは感謝のキモチ。

もう少し“熱い思い”を全面に出してほしい!!!!
ありがたい・嬉しい・これからもお願いします…そのキモチを、自分の個性を出した自分らしいコトバで、手書き文字で、自分とスタッフの満面の笑顔の画像を載せて送る…そうすれば、もっと気持ちが伝わるはずです。

そのことで共感が生まれ、関係性が強くなり、もっと応援してもらえるお店になります。
そんなDMなら、受け取った人は「行かねばなるまい!」と俄然ハリキッテ三周年のお店に行っちゃいますよね。

もしボクがここの親方だったとしたら、こんな感じにしちゃいます!

(キャッチコピー)

感謝のキモチを、何度言っても足りませんが…
「1096日分の、ありがとうございます!!!!」
~おかげさまで3周年♪~

(本文)

当店はこの10月、ナント3周年を迎えることができました!!
これはひとえに、数ある飲食店の中から当店を選び、何度も来てくださったお客さまのおかげさまです。
本当にありがとうございます!!!!
この度【3年間1096日分】の激しく熱い感謝のキモチを込めて、このDMをご持参いただいたあなたとご同伴の方全員に、ご来店時に生ビールまたはお好きな飲み物を一杯サービスさせていただきます。もちろん何度ご来店いただいてもOK!!
「結局何度も来いってことだな」という深読みはさておき、まだまだ至らぬ点も多々ありますので、もっと喜んでいただけるようさらに精進して参ります。今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、心から、心からお願い申し上げます。

そして親方がカウンタ越しに「お待たせしました!」「お待ちしてます!」ってビールを笑顔で差し出す画像が入っていたら…受け取る人はその熱い思いに応えたくなり「仕方ないなぁ、行くかぁ♪」とそんなキモチになってしまいますもんね。

このDMを受け取った人はきっと、「おめでとう」「よくやったね」「これからも頑張ってね」そんなキモチを親方やスタッフに直接伝えたいはずです。
このお店を応援したいと思っているから行くのであり、生ビールや好きな飲み物が1杯サービスされるから行くわけではありません。

三周年記念は、お店側の都合。
それでもお祝いに駆け付けようと思うのは、親方やお店のスタッフに「おめでとう!」と伝えたいから。お店と自分との繋がりを強くしておきたいから。
大切なお客さまと会食や、スタッフとのコミュニケーション、ときには一人フラッと立ち寄れる、そんな“馴染みの店”があると、何かと都合の良いコトが多くなる…なんてこともありますもんね!

大切なのは、あなたの熱い思いを伝えるコト。そして共感してもらい、今まで以上に応援してもらえる関係性を築き、ここから先もお店に来ていただくこと。
そのことがお客さまにとっても嬉しい・楽しい・幸せな時間をさらに多くもたらすわけです。

せっかくDMを送るのですから、そこにあなたの熱いメッセージをシッカリ載せて、お客さまや見込み客に届けていきましょう♪きっと反応は良くなりますよ◎

売れるDM:見る人のキモチに寄り添う♪

この夏、仙台は何だかずっと雨が降っているような日々…天候や自然環境は受け入れる以外にありません、だって自分のチカラじゃどうにもできませんもんね!
こんにちは♪“東北人の商売ゴコロに火を点ける!”コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。

ときどきこういった飲食店からのDMが送られてきます。

売れるDM

7周年記念のご案内  17th Anniversary
3日間4,000円飲み放題(90分)にてサービスさせて頂きます。
ぜひご来店くださるよう心よりお待ち申し上げます。
~ボトルサービス~
11,000円→5,000円
21,000円→14,000円
(手書き文字で)
米谷さん、ご多忙かと思いますがぜひお顔を見せて下さい。

手書き文字、温もりが伝わって悪くはないのですが…


急にそんなコト言われてもぉぉぉぉおおおお……

そもそもボクは、この手のお店はほとんど全く行きません。
取引先の方に連れられて行くことがほとんどで、自分から望んで能動的に積極的に行くことはまずありません。

だからこういったDMが送られてきても、いつ行ったか、場所はどこか、どんなお店だったか、どんな人たちだったか、まして本当に行ったのかどうかすら記憶ナシ…。
お店のママに対して名刺ぐらい渡しますが、だからってこんなDMが急に送られて来ても、まず行くことはありません。

そもそも、17周年記念って、お店の行事ですよね。
ボクには全く関係ないしね。

●4,000円飲み放題なら、居酒屋では食べ物もかなり出てお腹いっぱいになる
●ボトル11,000円が5,000円に、21,000円が14,000円になるという意味が不明
●17周年と言われても、ボクがこの店に行ったのは近頃で、長い付き合いじゃない
●行くコトで嬉しいのは、ボクではなくお店の側

わざわざ行く理由が全く見当たらない…だから行かないわけです。

それがもし、こんなDMならどうでしょうか?

(キャッチコピー)
オトナには、見栄を張らねばならぬ夜もあります、もんね★

(リードコピー)
大切な方との食事や打合せの後に「じゃあもう一軒」となったとき、その人をもっと楽しませよう、楽しかったまた行こう、と思ってもらえるような、少し見栄を張れるようなお店のひとつやふたつ、必要なときもありますね、オトナですからね。
あなたにとって、そんなお店のひとつになりたい…私はそう考えています。
もちろん、少し疲れたとき、嬉しいコトがあって一人でもう一軒飲みたい気分のときなどにも来ていただける存在になれるなら、こんなに嬉しいコトはありません。
お店も丁度17年目。人に例えるなら大人への過渡期。
この機会にもう一度原点に戻り、あなたにとってお役に立てるお店であり続けられるようさらに努力して参ります。
とはいえ自分のお店のコトは自分では見えないもの。あなたにとって私たちは何が出来るのか、もっと喜んでいただくためにはさらに何をどうしたら良いのか、などを教えていただけましたら幸いです。
17周年の記念に心ばかりのサービスも準備しておりますので、この機会にぜひお立ち寄りいただけたら嬉しいです。あなたとのご縁が、さらに末長く続きますように。

そして手書き文字部分も「お顔を見せて下さい」だと売込みっぽく感じるので…「米谷さんにお会いしたい気持ちは山々ですが、お忙しいでしょうからどうぞあまりムリなさらずに…。でもお会いできたら、月まで飛んで行くほど嬉しいです」(笑)

どうですか?こうなると、イメージは全く違いますよね!!

確かに見栄を張らなきゃならないときもあるよなぁ、自分は帰りたくても「もう一軒」と言われたら断れないしなぁ、そんなときにその人を楽しませられるようなお店があったら都合は良いし自分一人でフラッと飲みに行けるお店というのも悪くない…と思ってしまいます。お客さまのお役に立ちたい、もっと喜んでほしい…というのも悪い気持ちはしません。
この手のお店のほとんどは、今回のようなDMしか送って来ませんので、そう書かれると、何だか一所懸命に自分のキモチを察してくれようとしている、寄り添ってくれている、そう思ってしまい、じゃあ一度あらためて行ってみるか…って気持ちになって来るから不思議です。
17周年はもう、ひとつのきっかけや口実でしかなくなっていますからね。

ビジネスにおけるターゲットは、全員「人」。
だからこそ伝えたい人の視点で、その人のキモチになり、その人のキモチに寄り添うコトで共感共鳴が生まれ、行動してもらうことが出来るようになるわけです。

まして自分の都合の発信になっていたり、モノのスペックや価格の訴求になっていては、モノが行きわたり、価値観が多様化し、情報が多くなっている現代社会ではなかなか選んでもらえません。

見る人のキモチに寄り添う情報発信、いつも意識してみてくださいね。

 

売れるDM:誰に、どんな時に利用してほしいのか?

 

暑い夏の日は、仕事を終えた後に飲むキンキン冷え冷えのビールが楽しみでなりません♪
こんにちは、みちのく草食系、コトマーケティング・マスターコンサルタントの米谷仁です。
しかもお店で飲む最初の一杯は、もう格別!!最高に美味しいですよね!

そんな妄想をしている午後に届く居酒屋からのDMハガキ。

「きょうもお仕事お疲れさまでした!!」というキャッチコピーにスタッフの笑顔、フキダシには「ビールとグラスをキンキンに冷やしてお待ちしてます♪」、ダメ押しで湯気が立ち上りサッと塩が振ってある茹でたてシズル感たっぷりプリップリ枝豆のメインビジュアル!
こんなの送って来るなよ、ヤメテ~~ッ…と思っても生ツバごくり、アタマの中では今夜そのお店に行くコトを考えてしまいますよね!!ボクが作るなら絶対にそんな迷惑DMを作ります(笑)

そんな矢先に、リアルに居酒屋よりDMハガキが届きました。

おっ!!スタッフの笑顔!イイ感じ♪
で、ナニナニ…

売れるDM

おかげさまで11周年を迎えることとなりました
心からの感謝を込めて●●(店名)の会席プラン
一日「ひと組様」限定
二階の和室でゆったりとお楽しみいただけます
これからも何卒ご愛顧の程 お願い申し上げます

 

裏面は… おかげさまで11周年「おふるまいプラン」和室の画像・コース内容…

売れるDM


違うぅぅぅぅうううう…

 

スタッフの笑顔があってお手紙風!
見た目は人を前面に出していい雰囲気でしたが、その後にあるのが料理内容・価格・和室・サービス…残念ながら完全にモノ売りのDMです。

一番伝えたい内容が「一日ひと組2階和室でゆっくりと」ということだとした場合、コトマーケティング的に、まず最初に伝えてほしいのは…

●誰に利用してほしいのか
●どんな時に利用してほしいのか
●それでどんな良いコトがあるのか

こんな内容です。
例えばそれをキャッチコピー・リードコピーにすると、伝わり方は違ってきます。

(キャッチコピー)
大切な仲間や部下たちと、たまには膝づめでじっくり語りたいあなたへ

(リードコピー)
キュンと冷えた生ビール・地酒・ワインと料理長懇親「旬の会席」を、一日ひと組限定の落ち着いた和室で(8名様まで可)。おかげさまで11周年、私たちの感謝のキモチも満載にお待ちしております。

冷たいビール、旬の味覚の美味しさ、一日ひと組限定であることの価値、和室の落ち着いた空気感、広さなどが伝わって来ますよね。

「コト」を伝えるとは、このお店に来ると「どんないいコトがあるのか」「どんな理由で来てほしいのか」ということであり、来店の価値や理由を伝えること。メニュー内容や価格、料理や部屋の写真だけでは伝わらない大切なコトが、もっとたくさんあります。

「誰に、どんなコトができるのか」
「それが、どうしてできるのか」

このふたつの視点で自分のお店、自社のビジネス・商品・サービスについて、もう一度見つめ直してみましょう。選ぶ理由や価値が見る人にもっと伝わるはずです。ぜひやってみてくださいね!!