きっかけをつくる人、もらう人― 石巻へ行ってきました 成田奈穂ブログ 先週末、東北の石巻の仮設住宅団地で開催された『んめぇもん祭り』に、 ボランティアとして参加させてもらいました。 『んめぇもん祭』とは… 石巻の仮設住宅に暮らす人達と、一緒に「んめぇもん」(宮城のなまりで”美味しいもの”という意味♪)を食べて、 踊って、楽しもう!という主旨のイベント。 色々な飲食店さんや、パフォーマーさん、私みたいな個人のお手伝いスタッフ、 有志で集まった人や企業が中心になって動いています。 団地の駐車場のスペースを借りて、本格的なやぐらやテントが組まれてます。 男性スタッフが協力して組み立てたものです。すごい! かき氷や、ラーメン・焼きそば・五平餅・山形から来た方たちは郷土料理の”だし”など、 どれもすごく美味しそうなものばかり。本当に”んめぇもん祭”の名前の通り♪ ハンドマッサージやネイルのブースもありました。 私は都度人手が必要そうな場所へ行き、野菜を切ったり、焼き鳥の仕込みをしたり…教えていただきながらお手伝いをさせてもらいました。 皆さんとても親切に説明してくださいます。 その間にステージでは、チアリーディングや歌、高校生によるマーチング・バンド、 ソーラン節など、お祭を盛り上げるパフォーマンスが絶え間なく披露されていました。 高校生のマーチング演奏は、バンドだけでなく歌や踊りもすばらしくて。 一人ひとり、石巻の方にエールを送りたいという心が溢れんばかりにこもっていて、思わず涙… 薄暗くなると、組んだやぐらを使って本格的な盆踊りが始まります。 地元のおばあちゃんも、ちびっ子も、ボランティアスタッフも、老若男女一緒に丸一日かけてお祭を楽しみました。 石巻音頭をはじめ、ご当地の曲から始まった盆踊り、東京から来ているボランティアスタッフは振付がわからない(*_*) でもなんとなくキョロキョロしながら踊っていると… 一人のおばあちゃんが前へ出て、皆に踊りを教えてくれました。 (これがまた、複雑で難しい!笑) 腰を曲げながら歩いているのにも関わらず、いざ踊りだすとすばらしい切れ味で。 照れながらも、「教えてください〜!」と皆の笑顔に囲まれて、照れながら楽しそうに踊る姿がとても印象的でした。 今回私が参加させてもらったきっかけは、勉強会でご一緒したことがあるグッドウェーブプロモーションの鈴木さんの「ボランティア募集」のFacebookの投稿でした。 震災の当時〜1、2年くらいのボランティアというと、作業をしたり、力仕事をしたりするイメージ。 そんなに体力もなく、動きの鈍い自分が行って、逆に足手まといになるかもしれないし…と、 当時のボランティアにはなかなか参加を踏みきれませんでしたが、 「お祭りのスタッフ」としてなら、一応イベント会社でのスタッフ経験もあるし、私にもできそう! という思いで参加することにしました。 後々、主催のスガッチ、こと菅谷祐一郎さんや、きっかけをくれた鈴木さんとお話したところ、 今回の『んめぇもん祭』は”そういう人に東北に来てもらいたい”という目的もあったとのこと。 そういう人=そう、私みたいになかなか踏み切れない人にきっかけを与える。ということだそう。 そうして私は見事に今回きっかけをいただいたわけなんです。 今回見たことと体験したことは、やっぱりすべて「百聞は一見にしかず」だったので、 本当に、とってもありがたく嬉しい想いです。 お祭りの合間や、帰京前の時間を使って石巻の町を少し案内していただいたので、 別の記事でその写真もアップしようと思います。 読んでいただきありがとうございました♪ =================================== *三陸河北新報社が発行する日刊紙「石巻かほく新聞」で、今回のお祭の模様が紹介されています^^ http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2014/09/20140903t13003.htm *一部の写真はボランティアスタッフの方のFacebookの投稿よりお借りしました。 関連記事 ターゲットを絞った集客で思わぬ効果が…!【前編】 なんで写楽に転職したの? お客様を呼ぶ名刺のメインターゲット 普通の名刺を”お客様を呼ぶ名刺”にするために必要なこと 黄金の 『分離』しながら『寄り添い』ます(‘-‘*) 2014年9月3日 0
きっかけをつくる人、もらう人― 石巻へ行ってきました
成田奈穂ブログ
先週末、東北の石巻の仮設住宅団地で開催された『んめぇもん祭り』に、
ボランティアとして参加させてもらいました。
『んめぇもん祭』とは…
石巻の仮設住宅に暮らす人達と、一緒に「んめぇもん」(宮城のなまりで”美味しいもの”という意味♪)を食べて、
踊って、楽しもう!という主旨のイベント。
色々な飲食店さんや、パフォーマーさん、私みたいな個人のお手伝いスタッフ、
有志で集まった人や企業が中心になって動いています。
団地の駐車場のスペースを借りて、本格的なやぐらやテントが組まれてます。
男性スタッフが協力して組み立てたものです。すごい!
かき氷や、ラーメン・焼きそば・五平餅・山形から来た方たちは郷土料理の”だし”など、
どれもすごく美味しそうなものばかり。本当に”んめぇもん祭”の名前の通り♪
ハンドマッサージやネイルのブースもありました。
私は都度人手が必要そうな場所へ行き、野菜を切ったり、焼き鳥の仕込みをしたり…教えていただきながらお手伝いをさせてもらいました。
皆さんとても親切に説明してくださいます。
その間にステージでは、チアリーディングや歌、高校生によるマーチング・バンド、
ソーラン節など、お祭を盛り上げるパフォーマンスが絶え間なく披露されていました。
高校生のマーチング演奏は、バンドだけでなく歌や踊りもすばらしくて。
一人ひとり、石巻の方にエールを送りたいという心が溢れんばかりにこもっていて、思わず涙…
薄暗くなると、組んだやぐらを使って本格的な盆踊りが始まります。
地元のおばあちゃんも、ちびっ子も、ボランティアスタッフも、老若男女一緒に丸一日かけてお祭を楽しみました。
石巻音頭をはじめ、ご当地の曲から始まった盆踊り、東京から来ているボランティアスタッフは振付がわからない(*_*)
でもなんとなくキョロキョロしながら踊っていると…
一人のおばあちゃんが前へ出て、皆に踊りを教えてくれました。
(これがまた、複雑で難しい!笑)
腰を曲げながら歩いているのにも関わらず、いざ踊りだすとすばらしい切れ味で。
照れながらも、「教えてください〜!」と皆の笑顔に囲まれて、照れながら楽しそうに踊る姿がとても印象的でした。
今回私が参加させてもらったきっかけは、勉強会でご一緒したことがあるグッドウェーブプロモーションの鈴木さんの「ボランティア募集」のFacebookの投稿でした。
震災の当時〜1、2年くらいのボランティアというと、作業をしたり、力仕事をしたりするイメージ。
そんなに体力もなく、動きの鈍い自分が行って、逆に足手まといになるかもしれないし…と、
当時のボランティアにはなかなか参加を踏みきれませんでしたが、
「お祭りのスタッフ」としてなら、一応イベント会社でのスタッフ経験もあるし、私にもできそう!
という思いで参加することにしました。
後々、主催のスガッチ、こと菅谷祐一郎さんや、きっかけをくれた鈴木さんとお話したところ、
今回の『んめぇもん祭』は”そういう人に東北に来てもらいたい”という目的もあったとのこと。
そういう人=そう、私みたいになかなか踏み切れない人にきっかけを与える。ということだそう。
そうして私は見事に今回きっかけをいただいたわけなんです。
今回見たことと体験したことは、やっぱりすべて「百聞は一見にしかず」だったので、
本当に、とってもありがたく嬉しい想いです。
お祭りの合間や、帰京前の時間を使って石巻の町を少し案内していただいたので、
別の記事でその写真もアップしようと思います。
読んでいただきありがとうございました♪
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*三陸河北新報社が発行する日刊紙「石巻かほく新聞」で、今回のお祭の模様が紹介されています^^
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2014/09/20140903t13003.htm
*一部の写真はボランティアスタッフの方のFacebookの投稿よりお借りしました。
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